デューク・エリントンは言った。

私は言った。

11/12の 「 超一方的インタビュー/枡野浩一」の3種類の人間がどうも心に残る。 枡野氏によると元はアメリカの有名な言葉とのことなので、引用する。

定番としては

こういうのがあるが、こっちは嫌味な感じで面白くない。

しかしこれは何にでも使える気がする。

欧米の一こま漫画みたいな、けっ、エスプリですか、
みたいな事態に陥っている。
自己言及型であればいくらでもできそうだ(もう飽きた)

というスカした口説き文句はどうだろうか
(しかしこれは口説いているのだろうか)
We are all alone.っぽい。
そして私はBoz Scaggsと高田順次の区別がつかない。

ガガガSPの「世界は二人のために」はCMソングだそうですが、
結局一度も見れずじまいだ。

なんか着地点はいつも同じだ。
たどりついたらいつも雨降り。

アシッドゼルダがかなり気に入ってしまった、
クリティカルなところ以外は常にハート1つにしてやっている。

と、
いうことで
少ない自由時間を、三白眼のトンガリ帽子野郎のためにやりくりしなければならないため、
本や映画やCDのページは(ここも)しばらく更新が鈍くなります。
----

今年は無いと思っていた西原理恵子カレンダーが
通販開始された(鳥頭の城)
お蔵入りされたりえぞう漫画本も付いている(逆か)

昨年のものは勤務先のブースにかけていたのだが、、
駱駝館風の白塗りマオちゃんや、鴨ちゃんと銀角の黒海パンの月はさすがに
ちょっと隠れた場所にかけていた。
早速注文。

あともう一つ。

小田嶋隆の日記が 半年ぶりぐらいに更新されていたので要チェックだ。

見たこと無い人は、 4/13の

あたりの皮肉とリリカルの絶妙なハーモニーがお勧め。

他にも、更新停滞前のあたりの日記の読みどころは、
4月21日
「赤塚不二夫危篤に寄せて」
4月23日
「バカボンのパパはボブ・ディランである」
4月27日
「オタクの心意気」
5月6日
「ドの音とレの音ではどっちが上品だ？」
5月14日
「率直な人間である私は、両耳の間に 粘土の塊を詰め込んで、その粘土を脳みそだと思い込んでいる糞虫たちに対してどんなふうに振舞うべきだと思う？」

です。

あまり集中して読むと文体まで伝染してきて注意が必要(それはおれ)。
内容が伴わないからみっともない。

っていうか、WWWが普及してから 週刊誌などの2ページぐらいのエッセイものに ずいぶん評価が厳しくなったんだが (特に作家のつまらない日常をダラダラ書いてあるやつ) やはりコラムで身を立てた人たちのは 未だ面白いな。
レベルが違う。

そう考えると椎名誠が
なぜ死ぬほどつまらなくなったのが謎だ。

例の本上まなみの相手のマガジンハウスの編集者って、
Tarzanの沢田康彦って本当?
初期の椎名誠ファンにはおなじみの
ドレイのサワダ(吉野朔美の漫画にも出てくる)

ところで、

最近、特殊歌人枡野浩一氏の動向から目が離せない。

極秘情報でもなんでもなく、
単に好きな書き手として好んで読んでいるのだが、
いろんな連載やらインタビューで、
いたるところで本筋とはあまり関係なく自分の家庭問題を吐露していて
たいへん緊迫している
(ちなみに奥さんは漫画家の南Q太氏)

あの世界中で一番幸せに見えた
高橋源一郎の 「追憶の1989年」や、
寺島令子の 「墜落日誌」を
思い浮かべてしまう(どちらも離散)。

なんかうかつなことを書いている気がする。

津波アクセスってのは
なかなか言い得て妙と思ったが ( 団藤保晴の記者コラム「インターネットで読み解く!」)、
津波=災害のネガティブな印象はちょっと違うんじゃないかと思ったり。

団藤氏は全国紙の記者で、BBS黎明期から(当時は科学部記者だったような)
こういうのを書いている。
(NIFTYのクローズドなBBS(名前忘れた)に入れてもらったことがある)
なのでその読解結果の判断はさておき、現状の把握はかなりできている印象がある。
(blogという言い方に対する感覚など)

で、その「津波アクセス」が先日あった。

3日で平常通りに戻ったが、災害というネガティブな気持ちはなくて、
ここを通過して5000人もの方が
「理髪店主のかなしみ」という映画を知ったかと思うと、
愉快な気持ちになる。

「理髪店主のかなしみ」サイトを見て
そのうち、面白いと思った人が少しでもいて、またそのうちで
実際に足を運ぶ人が5%でもいたら、
テアトル新宿だったら一回は満員になる数だ。

と思うと、うかつなことは書けないなと萎縮するかと思ったら
大間違いデース。
うかつさは素人の醍醐味デース。
手放す気は無いデース。
いつか足をすくわれると思いマース

こんな部活みたいな本を買うのは久しぶりだ。
というかプレイ?

「純粋理性批判」は以前読んだことがある。
なんて書くと嘘みたいだが、本当だ。
恥を忍んで書くが、 そういうワナビーなころもちょっぴりあったのだ。
このように自我の世界内存在を能動的に形成する姿勢をハイデガーは企投と呼んだ
(うそです)

しかしカントは読んだ、と言うより、眺めた、が正しい。
眺めるのさえ苦痛で途中で止めた覚えがある。
----

←戒めにここ2年半の自分の体重と体脂肪率を
インターネットで世界に公開してみるテスト。
クリックすると大きいのを表示します。

75kgなんて数字を初めて見た記念(身長170cm)

20歳のころ55kg(痩せすぎ)。
8年前くらいに60kgを越えて驚く。
なんかオレの体へんだ、と思って3年前体重計を購入。
体脂肪率はどうもあてにならないのがわかる。
減量の指針のつもりが、
プロットして、生活と日々の変化を見ることが楽しみになってしまった
という罠。

20代半ばまではいくら食べても変わらなかった。
自堕落な生活が悪いというが、
私の17年の半生はずっとこのような生活だった。
明らかにここ数年で体質が変わっている。

面白い。
80kgという数字も見てみたいと思っている

しかしその一方まだモテたいと思っている。
いや、モテたいなんて大それたことではなくて、
ただでさえ性格と容姿に問題が多いので
余分なマイナス要因は増やしたくないのだ。

このように自我の世界内で体重から受動的に逃走する姿勢をハイデガーは被投と呼んだ
(うそです)

なんだろうこの達成感は。

母さんオレついにやったよ。
貴美子も見てるか

リンクを押してくれた方々や
メイルで知らせていただきた方々に、
心からサンキューと言いたい。
誰か一人でも欠けたらこの発見はなかったと、
ってプチ田中さん気分だ

なお、一度ショッピングカートに入れると、
同じ内容が「この商品を買った人はこんな商品も買っています」に出る模様。
やっぱりこれも嘘っぽげ
スミス見てるか。

キャプチャはしておいたが、
わたくしただいま仕事中なので簡潔で失礼いたします。

ところで貴美子って誰だ。

amazon、なぜか推奨リストがまずいものに(CNET)
(のるてさんより↑のコメントで)

ここ1ヶ月で2回もあるくらいだから(↓参考)
amazonヘヴィユーザには
日常茶飯マターではないだろうか。

参考:

2002/11/09:
(これは今はなくなってるがキャプチャしておきました)

2002/11/27:
(これはまだ表示される模様)

今気づいたのだが、なんで一緒に並んでるのが声優の名前(?)なんだろう。
通はそういうマターで選ぶものなのか?

まじですか。

ひさうちみちおの代表作なのだが、
(調べたらおれが読んだのは 1995年だ)。

かなりとんでもない内容で、
映画化できるような代物ではないのだが。

公式サイトの当日割引の条件もキてる(THEATERメニュー)。

しかも主演は田口トモロヲ。

感動ナレーターで一生食べていけるのに、
まだこんなとんでもない映画の主役を張るとは
さすがだ。

というか根っからのパンク?

田口トモロヲ自身が
ひとりプロジェクトX(オルタナ版)と言えよう。

ちなみに主題歌もばちかぶり。

で、DVDの件でなんかやーな気持ちさせられて悔しいので、
チョムスキー9.11 DVD発売中ページを作った。
私の声が聞こえますか?
これでGoogleで公式サイトより上を狙う予定。
予定といいつつも方法がわからない。
こういうときに限ってGooglebotが寄ってくれないのな。

平和上等おやじといえば、
そろそろジョン・レノンの命日だ。
あの夢想家だ。

なぜか常に一定のアクセスがある
WAR IS OVER! 画像ページ

もリニューアルしてみた。
日本語版も作成
そしてヒラギノ書体はかっこいい
曲の方の邦題「戦争は終わった」に合わせたが、
ちょっとへん。

今週はどうもわたし自身が平和上等オヤジ化している。
季節の風物詩
っていうかプレイ?

人間つらいことがあるとラヴ&ピースに走りたくなるということか

虹まで出現。
虹と言ったら高中正義だ。

「 Tolkien は『トールキン』と表記されています。というのもアクセントが o にあるから。」
(by North)

調べてみた。

	Google	goo
トールキン	16900	6145
トルーキン	371	141
トルキーン	62	19
トルキン	637	81

本当だ。
道理でヒットが少ないと思った。
恥ずかしい。
(ちなみにトルキンさんは映画「ディープ・インパクト」のプロデューサー)

トールキンさんもキンさんだな。

金東流

と書くとそれっぽい。
高徳納みたいだ。

ちなみに金大中氏拉致は、指紋が残っていた駐日韓国大使館員の

金東雲

第一書記官の個人的犯行ということになっている。

映画「K.T」では、なぜ彼が指紋を残したか、
のあたりも描かれていた。

何がムカついたって、会場でDVDを売ってるじゃん。
調べたら、 amazonでも売ってる(2500円)。

オフィシャルサイトは、
DVDが出てることに関しては一言も書いてない。

ひどい話だ。

東京では 渋谷ユーロスペースで12/20まで(大人1700円)、 全国でも上映会が控えていて、 観客動員を減らしたくないのかもしれないが、 上映スケジュールは更新されてるくせに、 サイトで一言も触れられてないってのは納得できない。

都合の悪い情報は載せないのな。

この手のインディペンデンス系の映画は一度見逃すと一生見られない場合が多いので (15年前あれだけ話題になった「ゆきゆきて神軍」でも今見ようとすると大変だろう) 会社早退して(って勤務先は裁量労働制なのでかまわないのだけど、忙しいときに 抜け出すのは個人的に罪悪感がある) DVD3枚分の費用をかけて見に行ったら
これだ。

ちなみに内容については、 本を一冊読めば十分。わざわざ見る必要無し。 チョムスキーの発言は一貫している(ワンパターンとも言える)。 穏やかな語り口は意外だが、ああいう知性の人を印象で語るのは失礼な話だろう。

面白かったのはUCBで「運動に一生を捧げるべきでしょうか」と尋ねる若者に、 にこやかにおだやかに言っているが意訳すると、 「自分で考えろバカもの」 と言っているシーンだ。

ちなみに
「俺に是非を問うな。激しい雪が好き」
は野村秋介氏だ。

あと面白かったのは、
まあ世の中は少しずつ良くなってる、という意外に現状肯定的な発言だ。

で、そのどんな発言をしても投獄も拷問もされないのは、チョムスキーが アメリカ国民だからだろう、そしてそれはなぜか、 とツッコミを入れたいところであった。

もう一つ。
チョムスキーの冗談はあまり面白くないことはっけん。
人間誰にでも欠点はあるものだ。
ナンシー関にも体重はある © 枡野浩一

会場には市民運動な方々の展示など。
ちょっと引く。
劣化ウラン弾の後遺症の少年の写真が印象に残った。

しかしこういうところでは、絶対といっていいくらい、 「集金金曜日」 が並んでるな。

話すと気さくな人が多かったりするが、
やはり、ああいうまじめな運動をしている方々は苦手だ。
向こうもたぶん私みたいないい加減な人間が一番嫌いだと思う。

この先生がクセモノと見た
----

北朝鮮の文字コード(ほら貝 Nov.23)
(via. お笑いパソコン日誌)
を読んで思い出したのだが、
北朝鮮のワープロはデフォルトのショートカットで、

Ctrl-I で「偉大なる領袖 金日成」
Ctrl-Jで「偉大なる指導者 金正日」

が入力されるという話をずいぶん(10年くらい)前に読んだ覚えがあるが、
本当だろうか。

「御名御璽」が入力できるのと同じかな。

映画「KT」を見て思い出したが、
昔は「きん・にっせい」「きん・しょうにち」「きん・だいちゅう」と
TVニュースでも言っていたと思う。

全斗煥(1980大統領就任)は「ぜん・とかん」と言っていた覚えがある。
盧泰愚(1987就任)は日本語読みを知らないので、
変わったのは80年代半ばか?

大統領就任時を調べていて気づいたのですが、
韓国もいざこざ抜きで政権が変わるようになったのは
つい最近に思える盧泰愚が最初だったのか。

呼び方が変わったのを覚えているのはレーガン大統領で、
それまでは「リーガン大統領」だったのが、ニュースキャスターが
今日から変えますとコメントしたのを覚えている。

なるべく当該国での発音に似せるという今の方が正しいとは思うけども、
どういう経緯があったのだろうか。

最近気になったのが、「指輪物語」のトルーキンで、
トルキーンと書いてあるところがあって検索してみたら、
どうやら後者(Tolkien)が正しい模様。

鳥頭の城に 毎日新聞で没になった漫画が載っている。 (りえ蔵→ボツまんが→2002/11/23)
北朝鮮か。

鴨ちゃん本の漫画で「ニュージーランド人の国語はヒツジ語」
ってのも笑いました。

どうもこのamazonのシステムは信用できない。
----

BOSTONというのはトム・シュルツのワンマンバンドと言われていた。 というかトム・シュルツはMIT卒でPolaroid社の研究員だったのだ。
そのかたわら、 自分で作ったギター機器を売り込むためのデモテープを1年かけて作成。
そのテープがレコード会社の目にとまり、バンドとしてデビュー。
アルバムを2枚作って、その後はギター周辺機器の特許を取って会社運営に専念。
Rockmanというのがそのブランドだ
(ライナーノーツによると今は会社売却した模様)。

昔プロミュージシャンがよく使ってるといっていた、
ポータブルのプリアンプの写真が見つからない。
Googleでロックマンを調べると、BOSTONよりも
B'zが使っていることに言及しているのが多い。
B'zなんて聞いたことない名前だが、なんとなく名前がイカ天バンドっぽい。
もしくは関東のお笑い芸人。

ところで、
20代前半の方に私はずいぶんマニアックみたいだと思われているみたいだが、
BOSTONは「産業ロック」と揶揄されるくらいミーハーで誰もが知っているバンドだ。
GLOBEみたいなもんです。
そもそも私もメジャーなものしか聴いていないので、
30代の人ならみんな私程度のここに書いてあるような知識は持ってると思う。

研究員のロック者でかっこいいのはQueenのブライアン・メイだ。
宇宙物理学専攻で、英国王立宇宙研究所にいた。
Queenはみなさんインテリらしいです。
1ペンスコイン500円の話についたはまた。

今で言うところの、どんと? オザケン? 菊川怜? (半疑問形)

そのうちノーベル賞の田中さんも
GLOBEに参加するかもしれない。
しかしそれではGLOBEというより明和電機だ。

ジョン・ディーコンが呼ばれなかった件について、
ブライアン・メイの結婚式にも呼ばれなかったというコメントや(ああまた親近感が)、
ishiさんより、フレディ亡きQueenはQueenにあらず、
と頑固に関わりを避けているらしい、
とのコメントをいただいた。
ディーコン的なものを愛すものとして、ここはストイック説を取りたい。

このディーコンの件について調べていたら凄いサイトがあった。

ベースのひと -- John Deacon, the BASSMAN

Deaky Weekly というディーコン情報。
ロック界でもっとも目立たないディーコンについての情報が、週刊で...(現在も継続中)。

他のコーナーも読みどころ満載。

BOSTONのニューアルバムが出てるというのを SlimWorld(2002/11/21)で見て買ってきた

8年ぶり。

BOSTONには理系の香りがする。 通常われわれは、ロックマンといったらTVゲームじゃなくて、 トム・シュルツ発明の小さなアンプのことを言うのだ。

SANTANAのニューアルバムも出ていてつい買ってしまう。 ああ、そこにあるのはCLAPTONのライブアルバムではないか。
買う。

BOSTON、SANTANA、CLAPTONって
本当に今は21世紀なんだろうか。

中学一年生のとき、 ギターをやりたい、と兄に言ったら、 渡されたのはテープと 「ヤングギター増刊 ロックギター教室」 という本であった。
なんてダサいタイトルであろう。

それのSANTANAのEUROPE(邦題:哀愁のヨーロッパ)の譜面を示し、 TAB譜というのがあるから譜面は読めなくてもよい、 とにかくテープを聴きながら一小節ずつ覚えていくこと。 一小節できたら次の小節を練習しなさい。 できれば譜面に出てこない細かいニュアンスまで真似しなさい。

というのが課題であった。

これは今思い出してもなかなか良い入り口であったと思う。 最初はスローで、しかもロックギターの基本テクニックはそろっていて、 歌もないから退屈しない。 サンタナのソロは和音が少ない。 譜面とかコードも知らなくて良い。 おかげでその後4年くらい、単純なコードもよく知らなかった。

最後まで弾けるようになるまで半年以上かかった。 やってる本人は楽しいが苦痛だったのは遅々として進まない同じ曲の 同じところを何回も聴かされるはめになった家族であろう。

だから今でも、
目をつぶっていても
細かい癖やタメまで完全コピーで弾ける。

そしてその「ロックギター教室」に同じように載っていたのが、 クラプトンやBOSTONだったのだ。

あれが私がミュージシャンになろうと思ったきっかけであった。

BOSTONの未来っぽげなギター宇宙船の絵は、今思うとずいぶんダサい。 More Than Feelingのイントロとか未だに弾いちゃう、
油断すると。

だからサンタナがSuperNaturalで復活したときは感慨深かった。 私がステレオを新調したときに、実はスピーカーの左右の配線を繋ぎ間違えたのだが、 それに気づいたのは、WOODSTOCKのSoul Sacrificeを聴いたときだ。 あ、なんでサンタナが左にいるのだ、と。

カッコつけたくて始めたギターだったが、 すっかりギターそのものに入れ込んでしまって、 結果としてなにも役に立たなかったが、 そんな風に浪費した十代の貴重な時間を思い出して 少ししんみりしちゃったよ。

くやしいので一緒に買った AUDIOSLAVE で口直しだ。
ロックで昔話は禁止です。
おらおら

今日の週刊文春のグラビアは職場で開いたらちょっとビビった。
ううむ武田久美子
不肖・宮嶋の例の海岸テレビ写真は白黒のせいか、まるでオマハビーチだ。
あと最近気になっている高橋秀実という人が記事を書いている
----

NHKの森田美由紀アナウンサーが
レッドツェッペリンが好きだというのは本当か、
と問い合わせがあった。

常識です。

と思って Google で「森田美由紀 レッド・ツェッペリン」を検索すると、

私のページしか出てこない。
これでは実生活でも浮くわけだ。

インターネット経由で調べているとたまにこういう
オリジナリティとかいうより孤独?(半疑問系)
を味わうことがある。

ネットワークのおかげで、世界には、いろんなことにこだわる人がいて、
また上には上がいることがわかる。
たとえばピートタウンゼントのライブ映像に映ったモニタスピーカーに うなぎパイ(EEL PIE)と書いてあって、 これまでだったら、 THE WHOについて詳しい人と会うことなんてたぶんないだろうから、 それが何かを知る術なんてなかったのですが、

今や一発でその関係についてわかり、 ともすれば世界一のTHE WHOマニアに質問だってできる。

最近はつまらないので、趣味的なことに関しては「わざと調べない」だったり するのですが。

しかしそうか世界中で
森田美由紀アナとレッド・ツェッペリンについて言及しているのは
私だけなのか。

孤独だ

ちなみにソースは

森田美由紀のアナウンサーになるまでの話は、
どうも「友達が勝手に応募した」っぽげ(大きなお世話)
その他にもこんな頭悪そうな人ばかりでNHK大丈夫なんだろうか、と思わせる
たいそうつまらない本であった。

NHK-BS でなんかポールのインタビューやてた。 拘置所の様子は聞いてくれなかった。 聞いているアナウンサーがダメっぽげ。
森田美由紀 (好きな音楽はレッド・ツェッペリン)
を出せよNHK

ジョージが亡くなるときの話や、ジョンに捧げる歌が流れて(凡庸でしたが) 不覚にもちょっと泣く(疲労が主な要因)。

これではいかん。
やっぱこう
「ジョージはギターが下手でソロは全部オレが弾いてた」とか
「だから違ぇーんだよ」(映画LET IT BEでポールがジョージに)とか、
「おまえが作ったのはイェスタデイだけじゃん」とか
「リンゴはドラムが下手っぴすぎてラブミードゥのときはタンバリンしか叩いてない」(本当らしい)とか、
やり合っていてほしいものだ、
と、悪意をこめて。

って、なんかみんなポール見に行ってうらやましいなあ(って結局これ)
おれも「ドライブマイカー」でビッビービッビー・いぇーとかしたかった。
「カンサスシティー」でへーへーマイマイとか
(これはちょっと違う)

アフターケア特集:

11/01:街のホットステーションは石井いさみではなく、 中川いさみだ。石井いさみは750ライダーでした、委員長。冬デスネ。

11/07:町山智浩インタビューの蓮見重彦は 修正されていた。これはまあ誰かが指摘したんだろう。ちなみに本当は「彦」の 「立」の「ソ」が「メ」になってるのが正しい(一部書籍ではそうなっている)。 これは「昭和の綿矢りさ」こと鷺沢萌の「明」が、デビュー当時「月月」や 点々の表記が混在していたのと同じか。漢字表記難しい。

11/09:「情報処理心理学入門」買った人はhitomiも買っていますは、 消えていた。キャプチャしておいてよかった。って、こ、これはバレたかも。

10/27:マザーボードとドーターボードは、 家主のNorthくんより、 他のボードを差すから女性名詞なのでは、って、説得力あり。 斉藤美奈子先生のフェミコードチェックにひっかかりそう。

10/14:神浦元彰氏 「米軍のイラク攻撃」をテーマにしたヨットクラブはそのままでした。

で、りえぞう先生毎日新聞と大ゲンカを見て、 あーまたなにをやらかしたんだか、とか、 高校生時代の裁判から竹書房とか宝島まで、 ちょっとしたことで、一度怒ったら引っ込みがつかないんだよな、とか まあそこが面白いんだけども、とか、 それだけツッパって吉祥寺に家建てちゃうだから、凄いなとか 思ったのだが、

とお詫びが載っていたそうで (つれづれ日記:2002/11/10)
この新潟の方の同じ日記の10/6のところに

とあった。

あれが白黒でしかも未完成品で載せられたらそりゃー怒るわな。
しかもいしかわじゅんがカラーでは(いやあのその)。

ということで、まだ実は事情はあるかもしれないけども、言い分はありそうで、 わははまたやらかした、と思ってしまって、いちファンとして 申し訳なく思った。

でもー、少し言い訳させていただくと、 珍しくいくつかのところからリンクしていただいたんだけど、 みんなも同じ反応してましたー(わはは)

しかし何しろ全国紙の連載だ。ふつうはじっくりコネと実績を育てようとして ともすればフクちゃん化を狙って、大げんかまでいかないと思う。
そこが魅力なんですが(しかも、やってしまった、と相対化できるところ)

(勝手な想像だが)おそらく柴門ふみだったらケンカしない。
だから柴門ふみは嫌いだ。
って宣言する必要はないですね。

> 世の中には3種類の人間がいる。

が可笑しい。
このサイト、超一方的インタビューの構成もすごいが、 トップの入れ墨からしてキテる。
面白い。
----

で、 ポール9年ぶり来日
(via. daily@nifty)

> 日本語で「オッス!」と挨拶したポール・マッカートニーさん。
> いつ誰に教わった日本語?

彼が最初に日本に来たときで、前座のいかりや長介に教わったと思う。

> コンニチハ!この日本はとっても心地いい。皆さんも、ご機嫌いかがですか?

それが君がどうしても伝えたかったことか?
大丈夫だろうか。

言語の壁問題については、その昔ASCII-Netで、初来日するミック・ジャガーが はたして「ワタシ」というか「オレ」というか、という話題があった。

ROCKIN'ON 30周年記念号の、再録ジョン・レノン架空インタビューで、
ジョンの言葉が「私は〜したのです」になっていてたいそう違和感があった。
まだそのころはジョン =「僕」のイメージが固まっていなかったのかと。

ちなみに1995年 ROLLING STONES の "STRIPPED" 日本版のボーナストラックに
あの ANGIE を日本で演ったときの音源が入っていて、
泣く準備のためハンカチまで用意する勢いで聴いたら、
ミックジャガーの

「ツギハー・スローデ・イクゼー」

のMCが最初に入っていて、たいへん脱力した。

もう一つ、
TOTOが1984年ころ日本に来て、 なぜか静岡がツアー日程に入っていた。
どこがいいのかさっぱりわからない TOTO IV が大流行りした翌年だと思う (Vo.のボビー金玉が抜けたころ)

HOLD THE LINE, 99, WHITE SISTER, ALL US BOYS といった曲が好きだった高校生の私も もちろん行った。小遣いためて。

めったにこない海外ミュージシャンに静岡の人間はもう大盛り上がりだ。

で、あれなんですよ、
大観衆があんまり盛り上がって
とにかくイェーイェーとかヒャッホウとか言ってたら、
TOTOが観衆にこう言ったんですよ(英語で)。

「おまえら、もしかして何を言ってもイェーって言うのかー?」

「イェー(大歓声)」

TOTOのメンバーは腹を抱えてもう大笑いですよ。
もちろんその様子を見ても観客は

「イェー(大歓声)」

TOTOは笑いすぎて次の曲に入れません。

TOTOのメンバーは正直バカにしてたと思うが、
言葉の通じない連中相手に、 聞いたことも無い土地でライブをやる彼らも、
言葉も歌詞も意味もわからずあれだけ盛り上がってしまう観衆も、
愛おしい
心温まる思い出だ(皮肉じゃなく)。

なお、
TOTOはその後パッとせず
(今聴くと80年代LAサウンドはずいぶん安っぽい)
でもアルバムは金玉復帰してまだ出てる模様

ケンカといえば ROCKIN'ON JAPANとベンジー。
どちらも普段から「ロック」という心意気を背負ってるものだから、 一般的な正義は明らかでも、 うっかりしたことをするとイメージ落ちそう(どちらかが)

関係ないが、MTVの The Osbournes (意外に面白い)で、
ステージにシャボン玉が飛ぶセットを見て、オジーが
「俺は悪魔の申し子なんだ、シャボン玉なんてとばすな」
って怒ってるのが面白かったです。
----

今朝、GRAND FUNK RAILROADのベスト盤 "GRAND FUNK RAILROAD PASTMASTERS II"が、 Windows Media Playerが別のベスト盤だと思いこんで、 (しかも微妙に曲が重なるのがタチが悪い) どこがロコモーションだよ、と一人ツッコんでいたところであった。 (パチモンじゃなくて東芝EMI(絵美と読む)の正規のベスト盤なのに)

>全国で何人くらいが同じ問題にぶち当たってるの？

だ。編集しても、一度CD出すとデータが元に戻ってしまう。

しかし、majiroくんは加川良、サンハウス
おれは GRAND FUNK RAILROAD
って
この人たちは本当に21世紀の人間なんだろうか。

なお、majiroくんはフォークにめちゃくちゃ詳しかったり
(高田渡は彼から教えてもらった)
文藝同人誌をやって短歌でなんだか新人賞みたいのもらったり、
組み込みJavaのえらい人だったり、
真っ赤なコルベットに乗っていたりと
スカした系に思われるかもしれないが

実は私がハガキに「キンタマ」とだけ書いて送ると
「マタンキ」とだけ返事をよこすような数少ない友人だ。

なにしろ一年ぶりくらいに連絡があったのが、
スイスから(仕事でスイスってそれだけでモテ要素だと思うのだが)の絵ハガキで、
ただ大きく
「ヨロレイヒー」
と書いてあった。

←ついには自宅前道路にキタキツネが出現
早く帰って寝たいというのに、
何をしても動いてくれず夜中に立ち往生する私。
ルールルルルル
もう轢いちゃえ、と思ったらどいてくれた。
----

ポール・マッカートニー最後の日本公演が映画化
(via.えんにゅ〜す11/09)

最後だから言うけども
よくもマリファナごときで拘置しやがって、
だから日本人は嫌いなんだ

と伝えたいんじゃないかと。

しかし御大ポールに手錠かけて拘置しちゃうんだから、
当時の日本の税関(警察?)
気合い入ってたな。

リンク切れコメントがあったので直していたら、
←これ

こことここを見て 買った人がいるということだろうか?
(私の本は学生時代に買ったものだし、CDは近所で買った)

単にチェックしたリストの傾向が出ているとしたら、
「買っています」は誇大広告になる。

ということで試してみる。

未熟であること
試してみること、
それが私の35歳の原点でした

リンゼイ&ノーマン「情報処理心理学入門」 のあとに
hitomi「self portrait」をチェックしたときと同じように、

ハイデガー「存在と時間」
カント「純粋理性批判」
別冊宝島「官能フェチ読本」
カンパニー松尾「素人娘ジャパン」
をチェックしてみた。
しかし、変わらない。

やはり買った人がいるということか?

リアルタイム更新じゃないから明日あたりに結果が出ているかも。
でないとすると、ある程度人数が必要かもしれない。
暇な方は上のリンク押してみてください(あんまりやると怒られそう)。

巨匠の何様のつもり系エピソードは笑えるので好きだ。

なんてことばかり書いているとまるで私が、 タルコフスキーやゴダールしか見ないような スノッブな映画ファン(©村上春樹) みたいだが、 誰になんと言われようと私は「タイタニック」もとても好きな映画だ。 あと「アルマゲドン」と「ディープインパクト」「大脱走」。

ゴダールといえば、 「スズキさんの休息と遍歴」

この手の恥ずかしい言葉としては、 私も二十歳のころ、誕生日を聞かれて↓こういうことを言った覚えが。

とても「ベルリン・天使の詩」の最初の15分で寝てしまった人間が言う台詞ではないな。
(しかも真顔)
若いということは恥ずかしい。

でも 「パリ、テキサス」は好きだ。
「パールハーバー」と同じくらい。

誤用は私もよくやるのであまり気にならないのだけど(お仕事関連は別)、
あまり見ない言い回しを見かけて、調べたら意外に多かったので。
岩波と新明解には無かったけど、方言だろうか。
----

ガガガSPといえば、 オザッキーな方からのナニなメイルは少しはありましたが、 ナニなメイルを送ることがさらに事情を悪化させることに気づいていない点で、 もうナニな方だと思いました。

その手の者としてはジャニーな方が有名ですが、 村上春樹が以前村上朝日堂でジャニーな方にした反論はすごい面白かった。 (探したが残ってない)

経緯としては、村上春樹がSMAPのCDジャケットをビーチボーイズのパクリでひどい、 と書いたらジャニーな方から「リスペクトです」みたいなメイルがいっぱいきて、 それに対して村上テイストな反論をしたのだ。

「海辺のカフカ」にも皮肉を言うシーンがあったけども、 村上春樹は実はかなり 小田嶋隆と近いんじゃないかと 思った(そして小田嶋隆もときにに村上春樹以上のリリカルさを発揮する)

期間限定サイト「海辺のカフカ」 を見たら、ファンのメイルがうわって感じでかなりひきます。 「良かったです」なんて著者にメイルする人の気がしれない。

しかし村上春樹の文はやっぱ面白くて、 「イスラエルのペレス外相がスピーチの中で『ノルウェイの森』の一節を 引用したということでした」が気になる。どこの文だろう。
「春の小熊」に一票。動議採択。

「春樹さんはVAIOを使い始めたのです！」 だそうだが、やーい きくちももこ という感じだ。

これ「こいつきもちわりー」と思いながら何回も何回も見てたら、 なんかこうきくちももこさんに愛着みたいのを最近感じてきた。

これがストックホルム症候群か?
----

今日のGoogle(その2)
「田辺カフカ」

これは間違えちゃう気持ちがわかりやすい。

「田辺のつる」

これは違うか。

私はこの世のすべてのジョン・ディーコン的なものを愛おしく思う者である。
----

ラングトパロールさん(?)から
今週の全米映画興行成績がすごいことになっている
というコメントをいただいた。

Yahoo! MOVIES を見たら
おお
JACKASS the MOVIE (Official Site)がいきなり
THE RING(2週目) を蹴落として
ぶっちぎりの1位に!

わーわー

ここのCritics Reportの New York Post のところで
" the worst movie of the year"
と宣言されてるのが可笑しい。

JACKASSについては以下のtodayを参照
[2001/01/14] [2001/02/25] [2001/09/08] [2001/10/20] [2002/07/12]

チャートと言えば、ガガガSPのシングルがTOP10入りだそうで (via. hardでloxseな日々)
前作「国道一号線」[*1]がお蔵入り ( その後インディーズで発売) となってしまったあとなので、
びっくりだ。
(近田春夫も今週の文春で、あのジャパニッシュ・フォーク系メロディの料理の仕方に かなり肯定的に書いてた)

ガガガSPは全部買っているが、
インディーズ版のアルバム、
「ガガガSP登場」が一番いいです。

例の「尾崎豊」以外にも、
大屋政子への愛にあふれた「ウチの父ちゃんは」
小谷美紗子のカバー「明日からではなく」
など聴き所満載。

しかしこう見ると、
以前、CHEMISTRY と言われて、そんなバンド知らないなあと答えて
tadくんに、 まじですか、と笑われたり、
hitomiさんの名字は? と言ってしまったり、
すっかり浮世離れしてしまったと思っていた私ですが、
椎名林檎から始まり、ガガガSP、氣志團、矢井田瞳・玲於奈・JACKASSと、
ここで私が見つけたアーティストは (氣志團はQuickJapan経由ですが)
半年〜1年後に必ず大メジャーになっているじゃないですか。
じゃないですか症候群。

これはもうそろそろここを、

流行発信基地

と標榜してかまわないんじゃないかと。
(もしくは街のホットステーション©石井いさみ©中川いさみ)

流行発信基地としては、
そろそろ以前書いた( [1][2])

漁港

がくるとみた。

公式サイトでは手ぬぐいTシャツだけでなく、マグロとウニも買えます。
漁業予定もここにおいておきました。

見たいなあ。
----

[*1] 「国道二号線」でした。わはは
(thanx. ま×さん@hardでloxseな日々)