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「100万ヒットホームページを作った人々」
とどまることのない脱力感としゃくれ具合を求め
ずっと読みつづけている
Webやぎ。
このの方はいったい何者なのか知りたかったのだが、
載っていたので買う。思い切りふつうの人だった。
元InfoMosaic担当...たいへんしヴい。
本自体はそこに載っているページの1/10も面白くなかった。
「さよなら永遠に」
なつかしい深夜番組アジアンビートが面白かった
ユースケ・サンタマリア。その後もスペースシャワーTVでよく見ていてファンだった
のですが、今は有名人になってついに本が。ある方に彼は
森脇入っているといわれ大変驚くが、いまだに許してしまうとんねるずと同じで、
蜜月時代を忘れられずにめがねが曇ってしまうものなのかもしれない。
そんなことを思わせる内容であった。
最近のスペースシャワーTVでの手の抜き方もそれはそれで味が。
「オールナイトライブ(4)」
出版社の倉庫の返本の山などというものが
ルポされるのは初めてではないか。
言いすぎ。ルポされたのを読むのは初めてだ。大変興味深い
ゲームメーカやハード・ソフトメーカーには甘いのに、自分には厳しく。
すごいぞアスキー。
「ビリーバーズ(1)(2)」
面白い。こういうものを書ける人がこの人しかいないのか。
それに比べて浦沢直樹「二十一世紀少年」がつまらないことといったらもう。
「向こう岸に行った人々」
それはあなた。
野田秀樹は知らないうちにこんな凡庸なことを書く人になっていたのか...
元々?
長嶋ジョーク。
10年前の徳光さんのネタじゃないか
「ザ・ワールド・イズ・マイン(10)」
すごい。今回クマさんが出ないのでよけい凄い。お父さん。
もう勘弁してと言いたくなるところにどんどん攻めてくる。
大傑作じゃないか。これは
「MEDICAL 99(1)」
ブラックジャックから始まった専門職漫画(勝手に名づけた)がまたひとつ。
とてもつまらない。
「パスポート・ブルー(3)」
宇宙開発自体はとてもドラマチックで事件にまみれたものですが、
それを少年漫画にするのに苦労している様子がうかがえます。
NASDAが台風で壊れる。これは苦しい。
「戦後史開封 社会・事件編」
新聞の連載特集みたいだ、と思ったらそのものだった。
「タクシードライバー 最後の叛逆」
「一匹狼の歌」はタクシーとそのドライバーに関する本
だったが、こちらは交通取り締まりに対抗する本。
飲酒運転を正当化しようとしているのは
(続く)
「パトカー裏バイブル」
面白い。パトカーのパンフレット(世の中にはいろいろなものがある)や、
全国覆面パトカーナンバーリストなど、反権力っぽげなものもあるが、
どうも単なるパトカー好きか、人の持っていないものを欲しがるマニア本であった。
一般の人向けにやさしく書いてあるので、覆面パトカーを見分けるポイントなど
役に立つ知識もある(ルームミラー2つや助手席側にある小さいミラーなど)。
「半眼訥訥」
あれだけ凄い小説を書く人が、こんな凡庸なことしか考えてられないのか、と驚いた。
本人が言っているとおり、小説を書くということ以外はまったく普通の人のようだ。
「自衛隊官舎若妻日記」
WWWでよく見かける垂れ流し文章。というかそれをまとめたもの。
と他の取材もの。「SPA!」の10ページぐらいの特集の情報量。
官舎がひどいのは、なんとかしたいものだ。
「タクシードライバー 一匹狼の歌」
ヤン・ソギルって何かの名前に似ていると思ったが読んでいて思い出した。
(もしかしたらすでに「どっと込む」なみに
言い古されたものかもしれないけども)
筒井康隆「時をかける少女」の登場人物に、ケン・ソゴルっていうのがいなかったか。
恐るべし筒井康隆。
タクシー運転手の仕事がよくわかって面白い。同じようにエピソードの積み重ねなのに、
↑の自衛官若妻の文章との大きな違いが、さすがプロって感じだ(比べては失礼か)。
その違いっていうのがまだうまく説明できない。WWW上にある雑文のほとんどに感じる
「垂れ流し」感についてはいずれ考えたい。と思っているが、「面白い」「つまらん」で
処理しているうちにわかるかもしんないから、それでいいや、とも思っている。
おれは何でこんな心情を吐露しているのだ。
ここの自分の文章にも垂れ流し感を大変感じる(なぜなら垂れ流しているからだ)。
ちなみにsuchi todayではかなりその辺気をつけているが、
でもやっぱ垂れ流し感を免れない。っていうか、
松尾スズキみたいな文章(と凡庸でないなにか)が書けていたら、
こういう生活は送らないと思う。
「EROTICS」
山本直樹監修。昨今のちょっとおかしいことになっているえっちな出版事情に対抗してか
、えっちな漫画を集めた雑誌。でもあまりえっちではなかった。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所(118)」
ベーゴマで負ける両さんが見られる。
「サラリーマン金太郎(22)」
金太郎サイコー。
「モンスター(13)」
前巻が見つからず、あいまいなまま読む。また盛り返してきてるじゃん。
「読むクスリ」
あのくそいまいましい「週刊文春」の連載。「本の雑誌」での読者お勧めを見て
うっかり買う。
弱ってるか、おれ?
飛行機の座席番号には、'1'と混同しやすいため'I'が無い。新婚旅行の客が、 二人の席が'H'と'J'で離れていると苦情が来ることもあるそうだ。飛行機会社の 担当者は、このことを説明し「大丈夫です、お二人の間にアイがあります」と 答える。
いい話じゃないか。
こういうくそいまいましい話が満載だが、これ以外なにひとつ覚えていない。
この手の例えば名せりふ集や、
エピソード集、豆知識集のたぐいが嫌いなのは、
自分が蓄積できないからだ。日常に結びついていないせいか。
あと、慣れですか。
パイプのけむり化して、たくさん出ているようなので(文春の連載と同様)暇つぶしには最適。
しかし、宮崎学の本の方が人生には役に立つ。