Book Guide for Rusties 2006/09
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A: 殿堂入り 5: 読め, 4: まあ面白い, 3: お好きに, 2: つまらん, 1: 金の無駄
9月
- 3:宮本武蔵・次呂久英樹・高野耕一「五輪書」ピエ・ブックス
- 4:No Disc Music Guides「ノーディスク・ミュージックガイド」ライブドアパブリッシング
- 4:木内昇「新・東京の仕事場」平凡社
- 4:忌野清志郎「サイクリングブルース」小学館
- 5:いしいしんじ「アムステルダムの犬」講談社
- A:斎藤美奈子「冠婚葬祭のひみつ」岩波新書
- 3:西原理恵子「いけちゃんとぼく」角川書店
- 5:秋本治「超こち亀」集英社
- 5:太田垣康男「MOONLIGHT MILE(13)」小学館
宮本武蔵・次呂久英樹・高野耕一「五輪書」ピエ・ブックス
トイレに置いて少しずつ読み、春が来る前には読み終わっていたのだけど
記入されていなかったので、ここへ。
あんまりたいしたこと書いてないように思えるのはなぜだろう。
それよりも笑えるのが解説だった。一所懸命、現在のお説教に結びつけようと
しているんだけどもあまりうまくいっていない。それどころか、
無理矢理な結びつけがおかしさに繋がってしまっている。
なんだそれは。と何回も本に向かって言ってしまった。
No Disc Music Guides「ノーディスク・ミュージックガイド」ライブドアパブリッシング
寄稿者の半分以上が知らない人で、すっかり私も老いたと感じた。
ワナビー期だったら、知らない人を順番に知っていこうという、
そういう心意気もあったのだが、今はもう誰も。
知っている人の人選は素晴らしかった。つまり全体の人選も
きっと素晴らしいはずだ。
本棚と一緒で人のセレクションを見るのはその人やその分やの
興味の強弱に拘わらず面白い。
秋本治「超こち亀」集英社
これは素晴らしかった。特に新旧作家とのコラボレーションが。
顔の変遷を見るに90巻くらいまでが一番面白かったかな。
ここの何十巻かは買っていない。
秋本治、江口寿史、平松伸司、池沢さとしの対談。
私が少年ジャンプを読んでいたころの花形作家たちだ。
すげぇ懐かしい。初回のこち亀は覚えてる(初回のDr.スランプも)。
木内昇「新・東京の仕事場」平凡社
字が小さくて読みにくかったが楽しい本であった。
古い家やアパート・マンションを自分でリフォームして
シンプルに暮らしている人が多い。
きっとここに出てくるようなクリエータ系の人々にとっては
自由度が高くて楽しいのだろうなあ(私にはそういう成分が
全く無いな)。
忌野清志郎「サイクリングブルース」小学館
清志郎による自転車ガイド。
意外に本当の自転車ガイドになっていてびっくり。
とはいえ数100km走るのは辛いよ。
いしいしんじ「アムステルダムの犬」講談社
この本はずっと手に入れられなくて、
amazonのマーケットプレスで何年も予約していたのが、
ようやく出品があって即購入したものだ。
この人は最初からこういう人だったのだな、と納得した。
斎藤美奈子「冠婚葬祭のひみつ」岩波新書
最初の10頁で目から鱗がバンバン落ちた。
面白い。
最初に霊柩車や祭壇を作った人はきっと今でいうところの
テイクアンドギブニーズの社長みたいな感じだったのだろうか、と。
2/3過ぎたあたりで息切れがあるのが惜しい。
西原理恵子「いけちゃんとぼく」角川書店
いまいち。「ぼくんち」の方がいい。
太田垣康男「MOONLIGHT MILE(13)」小学館
面白い
No.
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