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Book Guide for Rusties 2006/04

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A: 殿堂入り 5: 読め, 4: まあ面白い, 3: お好きに, 2: つまらん, 1: 金の無駄

4月

谷口尚規・石川球太「冒険手帳」知恵の森文庫
マイケル・ムーアの映画で、失職したあと兎を売っている人が出てくる のだけど(兎は食用)、兎を絞めるシーンがあって、そこで思い出したのが 昔読んだこの本のことだった。 石川球太の劇画風イラストはもう一部はトラウマみたいになっているのだが。 なんとその小学3年生のころボーイスカウトの隊長にもらった本が復刻していた。 もう何度も何度も読みました。すべてのページが記憶に残っていた。
佐藤マコト「サトラレneo(1)」講談社
何だか新しいのが出ていたので買ったら、まだ読んでいないところの内容が わかってしまった。くそうやられた。自分が悪いんですが。
Dick Bruna「ミッフィーのおばあちゃん」講談社
ミッフィーのおばあちゃん亡くなる。
ハロルド作石「BECK(26)」 講談社 (1980円)
コユキ×ルシールフィギア付特別エディションしかなかった。なんてことだ。 +1400円。よくできている。できているけどもこれを見ると以前「Quick Japan」に 載っていた中国の質素なフィギア工場の 娘さんたち(モーニング娘の彩色をしていたよ)の写真を思い出してしまってダメだ (なにがだ)。
梅田望夫「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」ちくま新書
モチヲやっと読んだよモチヲ。 ふつうにWebの記事をこれまで読んできた私にとっては普通の記事だったが、 これがちくま新書から出たのが重要。ベストセラーになるといいな。 一方であとがきにあったようにオプティミズムに満ちた内容には やはり違和感をもってしまった。いや、この本の態度としては 妥当なんだろうけども、読んでいる最中に考えることといえば、 反作用としてのネガティブ側面ばかりだった。 Googleに関してはダークサイドはかなり面白そうに思えるのだが。 あそこの経営者は決して技術者の 楽園を作るのが目的ではないはずだ。そこで(続く)
James W. Young「アイデアのつくり方」阪急コミュニケーションズ
竹熊メモで誉められていたので買ってみた。

(1) 資料集め -- >諸君の当面の課題のための資料と一般的知識の貯蔵を絶えず豊富にすることから生まれる資料と (2) 諸君の心の中でこれらの資料に手を加えること (3) 孵化段階 -- そこでは諸君は意識の外で何かが自分で組み合わせの仕事をやるのに任せる (4) アイデアの実際上の誕生。ユーレカ! 分かった! みつけた!という段階。 (5) 現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、展開させる段階

確かに基本ではあるけれども、当たり前のことしか書いていなかった。 プロマネ系では発散収束のプロセスは、 問題発見と検討の2回やるのが普通になっていると思う。 解説がやたら長くて変な本だった。面白かった。
大泉実成「萌えの研究」講談社
おおお久しぶりだよ大泉実成。表紙がいやらしい。ゲームや小説を実際に 読んで追体験をしている。オウム相手とアプローチが同じところが可笑しい。 大泉好きの私にとっては(続く)
近藤淳也「『へんな会社』のつくり方」翔泳社
やっと読んだよジェイコンドー(jkondoのJは自分探しのJ)。ふつうにはてなを見てきた私にとっては(続く)
辛酸なめ子「ヨコモレ通信」文藝春秋
週刊文春の連載が本になっていたよ。 超メジャー親父雑誌へのデビューについて ずっと追い続けてきた私にとっては(続く)
押井守「勝つために戦え!」エンターブレイン
もうさ、インタビュアー(対談相手?)が 信者とか平気で自分から言ってるんだよ。 そんな人との対談なんて面白いわけがない。 さし絵の人は闘っていて好感を持った。 スポーツの話が多くて苦痛なところも多いが、面白いところはヘーヘーと すごい面白く読んじゃったからこれがまた。
Fredrik Haren「スウェーデン式アイデア・ブック」ダイヤモンド社
「Life Hacks PRESS」技術評論社
GTD本の変な翻訳読むより、これの最初の章を読む方がいいな。 せせこましいおばあちゃんの知恵の話。
浦沢直樹・手塚治虫「PLUTO(3)豪華版」小学館
あんまり高揚しなかった。あとがきで(続く)

No.
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