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Book Guide for Rusties 2003/09

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A: 殿堂入り 5: 読め, 4: まあ面白い, 3: お好きに, 2: つまらん, 1: 金の無駄

9月

今泉浩美「従軍日誌」日本テレビ
誰だこんなバカを従軍取材させたやつは。

平和ボケのくせに成り上がり欲だけはある幼稚思考の無能記者が、
パックツアーなみのシュガーコートされた従軍取材を戦争取材と言い張り、
本人はどうやら想像力のかけらもない愚民の集まりと思っているらしい視聴者や読者に、
ステレオタイプなお説教を垂れ、
一人で勝手に悦に入っているという、
ある意味貴重な本。

いままさに敵国首都バグダッドに進軍しつつある部隊に対して、
ゴミの分別とか、不燃ゴミの持ち帰りを主張するあたり
読者の(いろんな意味の)感動は最高潮に達する
ある意味すげー。

吉田戦車「吉田電車」講談社
なんてことがない普通の文なのに、吉田戦車らしさがあるのはなぜだ。
黒田硫黄「映画に毛が3本!」講談社
日垣隆「裁判官に気をつけろ!」角川書店
日垣隆の本にしては面白くなかった。確かにいかがと思う条文や凡例が多数。
ハロルド作石「BECK(16)」講談社
山形浩生「山形道場」イースト・プレス
連載で読んでいのも多かったが、面白い人だなあ。
堀田貢得「実例・差別表現」大村書店
小学館の総務部で実際に長年差別表現チェックをし、 もちろん抗議されたときはその矢面に立っていた人の 表現をチェックする側の言い分。
ありとあらゆる差別表現(とされる言葉)のこの人の見解と トラブルの例が挙がっていて面白い。
三谷幸喜「怒濤の厄年」朝日新聞社
そこそこ面白い。
トリビア普及委員会「トリビアの泉(3)」講談社
飽きた。まだ一度も番組を見ていない。
ほったゆみ原作小畑健画「ヒカルの碁(23)」集英社
終わった。尻すぼみ感は大いに残るものの、面白い漫画だった。
ほったゆみ原作小畑健画「ヒカルの碁(22)」集英社
リストから漏れていたのでここへ。

No.
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