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Book Guide for Rusties 2003/04

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A: 殿堂入り 5: 読め, 4: まあ面白い, 3: お好きに, 2: つまらん, 1: 金の無駄

4月

大塚英志「サブカルチャー反戦論」角川書店
文章が載っている場が面白かった。
リアルではある
枡野浩一「57577 Go city, go city, city!」角川文庫
枡野浩一の短歌を通好みの漫画家が4コマにしたもの。
松尾スズキの漫画もある。
しかも、短歌の英語訳がついていて、これが面白い。
英訳には固有名詞の英語による解説もついていて、これがまた面白い。
半分くらいの短歌は空白の4コマが並んでいる。
どれかに挑戦しようかと思ってしまった。
斉藤美奈子「趣味は読書。」平凡社
期待されている像を演じている感じがしてきた(慣れたせいだと思う)。
ここでいう
趣味は読書。
の人たちというのは
趣味は読書。
と平気で言うような人たちだ。
こういう人たち同士を見ると読んでいるものが重なるので逆にうらやましいことがある。
私などは誰かと本の趣味が重なることはほとんど無い。
この広大なインターネット空間の中でさえも。
ミステリとかSFでも好きだったらもう少しわかりあえる人と出会えたかもしれないのだが (正直に言うと面白さがまったくわからない)。

でも年に一回はこの本に載っているようなベストセラーをまとめて買ってみることがある。
趣味は読書。
というような方と同じ読み方をしているのかは自分ではわからないが、
意外に面白いです。飯島愛とか

ちなみにこの本のページに検索エンジン経由で来る方で、
ずば抜けて多い書名は「理由」と「伊藤家の食卓大発見」と「竹中正久」です。

呉智英「犬儒派だもの」双葉社
面白い。犬儒派はディオゲネスのこと。
辛酸なめ子「自立日記」洋泉社
これはWebの連載をまとめたものかな。
なんてことない慇懃な文章なんだけど、なんでこんなに面白いんだろう。
西原理恵子「人生一年生2号」小学館
前回の1号 よりも面白かった。
業の深そうな人の集まった対談がなんでもないのだけれど迫力あった。
まるへそ太郎監修「2ちゃんねるAA大辞典」ソフトバンク
激しく忍者 がとても好きです。
その変形としての 激しくくの一 が可笑しかった。
この「y」一文字が。
しかし本で順番に読むものじゃないのかな、これは。
鴨志田穣・西原理恵子「もっと煮え煮えアジアパー伝」スターツ出版
ふつう。
斉藤美奈子「あほらし屋の鐘が鳴る」朝日新聞社
ふつう。
鴨志田穣・西原理恵子「ばらっちからカモメール」スターツ出版
旧ユーゴ紛争の奇跡の話(インチキ話)が面白かった。
辛酸なめ子「千年王国」青林堂
ということで、一度も漫画の方の単行本を買ったことがなかったので、 試しに。 ノンフィクションは文章だけの方が面白い。
佐藤マコト「サトラレ(4)」講談社
ちょっと初期ほどの感動はないが、未だ面白いのは確か。
とり・みき「猫田一金五郎の冒険」講談社
つまらない。
どこでどう笑え、と。
なんか言及しているところではどこでも評判が良い。
当時は大爆笑していたはずの三球照代の地下鉄漫才を今見ると 笑えないのだが、とり・みきって今でも地下鉄漫才をやっているような 感じがする。
うそですすみません
とり・みきもワナビー感がちょっとあります。
小林源文他「イラク軍VS.多国籍軍」日本出版社
これ湾岸戦争(前編)のころコンビニにあって買ったことがある。
同じものでした。
あだち充「KATSU!(7)」小学館
そろそろ終わり?
佐藤秀峰「ブラックジャックによろしく(5)」講談社
なんだかふつうの漫画になりつつあるような。
朝倉世界一「フラン県こわい城 のり巻」エンターブレイン
すでに 1996年に購入しているのだが、なぜか復刊。 毎年恒例エンターブレインの年度末対策と思われる。 以前、知らない方からぜひ売ってくださいとメイルが来て、 ただであげてもよいのだが、本の山から見つからないのですという 返事を書いたことがある。 あの方はこの復刊を知っているのだろうか。 無事購入できているとよいが。
朝倉世界一「フラン県こわい城 はら巻」エンターブレイン
しかしおもしれー。 イモトネだと思っていたらイモトモネだったのか。
朝倉世界一「フラン県こわい城 まめ巻」エンターブレイン
朝倉世界一は枡野浩一との共著 「石川くん」 (傑作)以来見かけていたいが何をしているのだろうか。 しかしチンコクラブさいこー。
山田貴敏「Dr.コトー診療所(9)」小学館
医者ものストーリーは手塚治虫ブラックジャックから何もシンポしていないのではないかと。
などといいつつ購入してしまうのはなぜだろう、なぜかしらの秘密。
西原理恵子「できるかな」角川文庫
単行本を持っているのに買ってしまう。
チンポくんというのは、漫画やニュースのコラムを書いている南信長なのだが、
そのコラムはサイバラ漫画に出ているときほど面白くない。
望月三起也「飛葉(1)」実業之日本社
あのワイルド7の飛葉ちゃんがなぜか南米に。
あんまり面白くなかったのだが、
望月三起也のなんだかぐにゃぐにゃした体の線は健在

No.
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