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Book Guide for Rusties 2003/05

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A: 殿堂入り 5: 読め, 4: まあ面白い, 3: お好きに, 2: つまらん, 1: 金の無駄

5月

かわぐちかいじ「ジパング(11)」講談社
躊躇しているようでは暗殺者として失格。
特務を遂行するものとしての決意が足りない。
なんちゃって
島田雅彦「楽しいナショナリズム」毎日新聞社
連載の短い文章がたくさん。
蓮池透「奪還 引き裂かれた二十四年」新潮社
TVニュースを見ないものだから、ずっと「かまち」さんだと思っていたが 「はすいけ」さんだと初めて知った。
宮嶋茂樹「不肖・宮嶋金正日を狙え!」文藝春秋
文春に載っていた 金正日ロシア訪問時に不肖・宮嶋が 写真を撮ったときの話。
ところがそのすぐあとに首相訪朝が決まってしまったのだった。
これ狙撃しようと思ったらできそう。
とにかくあの手この手で、と策を巡らすところが面白い。
湾岸戦争(後編)も早く本にしてください。
と学会「と学会年鑑BLUE」太田出版
最近新刊が無いなと思っていたら発見。
とんでも本は制覇してしまったのか、
すごい物件の方ががいっぱい。
面白い。
飯沢耕太郎「『写真時代』の時代」白水社
白夜書房「写真時代」についての本。豊富な画像あり。表紙は買うのが恥ずかしい。
赤瀬川原平のトマソンの連載があったのはよく覚えている。
印象に残っているのはおそらく末期の赤瀬川原平の連載の
赤瀬川原平と渡辺和博と南伸坊が
YUASAバッテリーのウインドブレーカを着て、
皇居の一般参賀に行った写真だ。
(参考: ゆきゆきて神軍)
宝島編集部編「VOW全書(6)」宝島社文庫
もうどれを買ったのかただでさえわからなくなっていたのに、
文庫も再編集状態でなにがなんだか。
初期の芸術性が無いトマソン(庶民のトマソン(略してショミトマ(って略すの禁止)))状態は 面白かったが、すぐに対象事態に飽きてもVOWを支えていたのは 編集者のコメント力(ぢから)だったと思う。
その力が落ちているのではないかと感じた。
岡崎京子「ヘルタースケルター」祥伝社
昔のポップ感みたいのが抜けて、迫力がある
という楽しみな状態だったのがわかる。
お大事に(←適切な言葉が浮かばない)

No.
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