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Book Guide for Rusties 1998/07

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A: 殿堂入り 5: とても面白い, 4: まあ面白い, 3: お好きに, 2: つまらん, 1: 金の無駄

7月


「ディルバートの法則」
米国のビジネス・経営理論についてコミックと文章で皮肉った本。 さっぱり面白くないが、まじめなふりしたつまらん文章のビジネス本よりは よほどましかも。でも漫画としてみると、笑ったのはこれだけあって数個か。 「管理職のウソ」「従業員の戦略」「勤務評定」「マーケティング」「エンジニア」 「コンサルタント」などと章があるが、向こうのビジネス習慣が理解できないので 皮肉もわからないのが多い。もちろん「自明の達人」など、世界中どこもおなじだと、 笑えるところもある。たとえば、「自明の達人」が(自信たっぷりに説く)お好みのせりふとして「利益とは収入と支出の差である」とか「業界には競争がある」とか。 「自明の達人」は自分がプラトンやアイザック・ニュートンやP.F.ドラッカーの著作を 勉強していた間、そのほかの人類はスナックをつまみながらテレビの娯楽番組でも 観ていたと信じている、んだそうだ。わはははは。コンサルトは究極的には、 中央集権的な組織には、組織を再編分化して競争を、 分散している組織には、組織を集中して一本に絞れと、 「今やっていないことやれ」と勧告する、などという話も鋭い。面白い。 けど量の割にはわからんジョークが多いのでお勧めはできない。 トイレ本にいいかも。

「プリズンホテル(1)」
浅田次郎原作の極道ホテルの話。いろんな登場人物が出てきてこれから物語への 期待が出てくる(はずの)あたりでこの巻は終わるのだが、なんだかめんどくさくなるだけなので、続刊は買わない。

「マニアの世界」
腰巻に「本邦初のマニア・コレクター大全」とあるが、腐るほど出ていてそろそろ 飽きてきた。ただ「別冊宝島」系のものより少しできがいいのが、割り箸の 袋を集めているような昔ながらのコレクターや、そもそもコレクションをはじめた のはいつごろから、どういう人がという考察があるところ。
人生をつぎ込んで家族から非難を受けつつも集めつづけた従来のコレクター像と、 モノがあふれる時代ゆえの他人と差別化するための「マニアっぽい」昨今の 時計・スニーカー系若者の違いが面白い。

「絶対安全Dランキング」
噂の真相連載中の人物ランキング。たった3,4年前なのにすっかり忘れた人物や 出来事があって感慨にふける。「uno!」もなくなった。岩國哲人(誰か思い出すのに ちょっとシナプスに力が要る)若國に誤植されちゃってる。青島幸雄について、 小林信彦が「アマチュアだと見ると痛い目に遭う」と間違った予測をしているのに 対し、同時期に高橋春男が「無責任都知事になれないんだったら 早くやめたほうがいい」とすでに看破しているのが天才たる所以。

「ふわふわ」
つまらん。絵本のような装丁だが絵本ではない。「ぼくは世界じゅうの たいていの猫が好きだけれども」わはは。

「DROP BY DROP」
岡崎京子っぽいが、あまり琴線に触れなかった。都市部高校生の物語。 こんなにクールな子が本当にいたら怖い。いるのかな。

「春の夢」
宮本輝の短編の漫画化。面白い。小説より面白いかも。親の借金で夜逃げした 青年のその後の話。トカゲがポイントだが、内容を知っちゃうと、小説のときも 漫画でも感じた最初の驚きがなくなるので書かない。

「暴走する帝国」
マイクロソフトのDOS裁判以降の話。 マイクロソフトの悪さについてはインターネット上あちこちにあるので いまさらかも。 インターネットを甘く見ていた話は本当だったが、その無視していた体制から 一年であれだけの大企業が、IEを無料で配るところまで転換したのは、 良くも悪くもさすがマイクロソフトという気がする。
関係無いが、 Machを作ったCMUのラシッド博士はマイクロソフトの研究所にいって、 nCUBEという並列計算機は対立するOracleに買収されたのが感慨深い。 nCUBEのプログラムをMachでそのまま動くようにするつまらん プログラムを作っていたからだ。

「曾田正人作品集」
「め組の大梧」という漫画が面白いと聞いていたけどまだ読んでいない。 その人の短編集。最初の自衛隊救助部隊の話は荒唐無稽でありながら 面白かった。あとの二つはだめ。

「盗撮狂時代」
どこかで誉めてあったので買ったが、 ルポルタージュというより宣伝本っぽいので流し読み。 幼児ポルノと同じくらいなんとかしたほうがいいんじゃないかと、 普段はなかなか現れない正義の虫みたいのが出てくる。

「守ってあげたい」
山本直樹という人はこういう漫画を描きたいだけなんだけどえっちな描写が 必然的と思わせるのが不思議だ。そのへん解説の村上知彦がうまく 言っている。

「ののちゃん(4)」
アニメ化だそうだ(興味無い)。最近は藤原先生よりおばあさんがいい。

「新訂・警察官手帳」
交番の警察官のよもやま話。文章も内容もつまらん。 一部警察の内部規則だけは新鮮であった。派出所勤務において、たとえ拾得物を 届にきた人間にも背を向けず常に監視の目を持たなければいけないそうだ。 昔の過激派対策の名残りだろう。

「日本崖っぷち大賞」
メンバがメジャーマイナーなみなさんでいい。物事に関して「知っているべき常識」と 「そこまで知っていて非常識」の境(常識大陸の崖っぷち)を ニューオヤジ4人が判定する。面白い。たとえばローリング・ストーンズで「ミック・ジャガー」を知っているのは常識だが、「ウォーホルがジャケットデザイン」まで知っているのは非常識。崖っぷち大賞は「イギリス人であること」だ。
この中でおれが非常識海原の言葉もある程度OKだったのは「タモリ」「ヒゲの有名人」 「任天堂」「ストーンズ」「巨人の星」「おれたちひょうきん族」「吉田拓郎」「郷ひろみ」であった。なお、このメンバの年齢が大きく影響していて、「任天堂」ではドラクエを任天堂のゲームとするなど間違いが多かった。十年下の自分たちの世代では こういう間違いは非常識だろう。

1993年
1993年の分を追加

「失業論文」
西原理恵子(MS-IME98が 「催馬楽」 と変換した、なんてマニャックな)の漫画や、 不肖宮島(新しい本が見つからない)の文章で名前を見かけるホモかっちゃんの 文春退社後の文章。探していたのだが、思っていたほど面白くなかった。 これだけ実行力がある人ならどこでもやっていけるでしょう。

「こちら救命センター」
救命センターに勤める医者が、看護婦向け雑誌に書いた文章をあつめたもの。 つまらん。 無頼を気取りつつ結果的にいい人と思わせようとするこの手の輩が大嫌いなんだよ。 救命センターや患者、医者、看護婦の日常が興味深いところが 少しはあったので2点にしたが、とにかくおまえは嫌いだ(じゃ買うなよ)。

「官能フェチ読本」
この本を書店で抱えてうろうろしているところで、会社の先輩である S戸さん若夫妻に会ったのが恥ずかしかったです。 どうせ、ここに書くのでいまさらなんだけど。抱えている中には この本だけではなくて「こちら救命センター」みたいな本もあったのを 気づいてくれただろうか。
私はあからさまなフェチな嗜好はないようだ、というのがわかりました。 ちなみに裏表紙のフェチ度チェックは、3/13点だった。どれか一つでも 心当たりのある人はフェチの要素があるそうだ。子供のころ プラモデルに熱中しなかったやつがいるかー。
内容について。フィギュアという人形がこんなに苦労して作るとは 思っていなかった。これにはまる人って、作る過程に喜びを感じている ただの工作好きじゃないのか?

「100億年の旅」
サイアス(元科学朝日)の連載をまとめたもの。著者にしては珍しく 解説を端折りすぎていないか。理解できない項多かった。線虫の 全細胞の発生プロセスがすべて解明済みとの事実感動した。チップと センサーを背負ったゴキブリがかっこいい。p.151の写真、画像変換に失敗 してないか?

「ラジオデイズ」
橋本治と田中康夫が腰巻で誉めてるので買った。がつまらなかった。青年の部屋に とつぜん幼少期の友達が現れ、同居するだけの話。で?

「トンデモ世紀末の大暴露」
と学会白書その2。緒方邦彦という人の著書一覧で大爆笑した。 唐沢俊一の「ビデオに飽きたオタクの犯行って、ビデオに飽きないのが オタクなんだよ」との言葉(どれかの漫画にもあった)の鋭さというか 当たり前なんだろうけど、さすが。ネタは今回は小ぶりなのが多い。

「ナイフ」
「本の雑誌」で絶賛されている人。いじめをテーマにした短編集。 内容がリアルなので、読んでられん。いじめはいけない、とか それを見て見ぬふりをするのも同罪だ、などという正論くんは、 これを読んだあと、「ではどうすればいいか」の具体案を提出のこと。
もう一つ。家では平気を装う心理がリアルに描かれていて、親御さんは 参考になるかも
内容は (たしか)目黒孝二が絶賛していた表題作はたいしたことなかった。 最初のワニのがちょっといい。突然いじめられる側に回ってしまった 女の子が、家の近くの公園に出没したワニに思いをはせる小説。ちなみに「定年ゴジラ」は近隣の書店では 見つからない。

「退廃礼賛」
表紙がきれいで買った。ページめくったら女装した著者近影があり 脱力。この人らしいひねくれたエッセイで(1/3くらいは)とても面白かった。 しかしこんな意味の無い感想になにか意味があるのだろうか。

「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」
井上ひさしの作文教室のライヴ。作文教室でなくて、井上ひさしの薀蓄に 興味があって買った。しかし、さすが参考になる言葉が多い。 たとえばこのペイジの文章もだらだらと書いていて文章がわからなくなることが あるが、←この接続助詞の「が」が原因なのだ。 必ず文章が間違った方向へ行く言葉だそうだ。
「うとうと」と「うつらうつら」 の違い、有名な「象は鼻が長い」の「は」と「が」の使い分け、日本語は 主語を抜いてかまわない、など文章の初歩について、思わぬ勉強になった。 で肝心な文章だけでなくて脱線した日本論など相変わらずこの人は過激で面白い。 ←この文章下手。

「トンデモ ノストラダムス本の世界」
何の根拠も無い1999年の恐怖の大王の予言を信じているかというアンケート。 30%ほどが信じていると答えたそうだ。ばかなと思うかも知れないが、 これはリアルな数字だと思う。もちろん心底から信じている人が30%という わけではない。会話の隅に出てくる「まー1999年には世の中無くなるんだし」 という言葉に期待の気持ちが30%くらいあるように感じるのだ。
小学校高学年かな。Iくんに借りて読んだ。怖かった。口割け女と同じくらいに。 このへんはちびマル子ちゃんの内容にとても近い。 おれも苦しまないんだったら終わってもいいなー、などと思うときがあるのが 恥ずかしい、いやまじで。このときの本気度は、東京を歩いていれば ヒロスエと友達になれるかもしれんなー、と想像する修学旅行生くらいなんだけど。
でこの罪作りなノス本たちをばっさばっさと切り捨てるのが痛快なのが この本である。ノス本のいいかげんさはなかなか笑える。たとえばダウジングの 嘘を私が看破しようと思っても、その反証の一次情報は持っていないので、 なかなか説得力をもたないが、ある種のノス本はもう明らかに間違っている 記述があったりするのだ。暦とか。と学会の豊富な人材も必要ないくらい。
オウムのノス本が自分で原語の資料を勉強して訳したとても優秀な本だったこと など興味深い話題も多い。
本気で信じている人が周りにいたら、ぜひ薦めてあげよう。 でもやっぱり起こるんだよとか言い出す、トンデモ本の成立の 一端を目にすることができる。

「秋篠宮さま」
面白い。鶴見良行と知り合いだという話。見た目とは違って父系遺伝(兄ちゃんと 妹(ノリピー)は母系だそうだ)。喫煙者であること。宮内庁のホームページを 作れと提案していること(日記とか書いてほしい。ちなみに調べたら 見つからなかった)。やっぱ窮屈なこと。
こういう本が出てしまうことも含めて(著者は個人的に親しい人らしいが、 個人的に親しい人の発言をメモして本にしたりするかー)、 皇室に生まれたということだけで、合法的に差別されているのはひどい話だ、 と思う。たとえば今日は選挙だが、選挙権がないんだあの一家。 イルカにうっかりかまれてしまった話がほほえましいエピソードとして書かれて いるが、裏でそのときの担当者は宮内庁の人にきっとすげー怒られてるだろうし。
今度生まれてくるときは人間ではなくて羊とかがいいらしい。 ひつじってのがいいぞ。

「懸賞日記(壱)(弐)」
日本テレビ「電波少年」の企画。さまざまな懸賞に応募して100万円を 越えるまで体ひとつと大量の葉書・雑誌とともに幽閉される芸人なすびのお話。 演出はまあ演出として差し引いても面白い企画だと思う。 けっこう当たるように思えるが、出している葉書が尋常ではない。 一日平均200枚(x 50円=1万円)だから、一ヶ月30万円も葉書につぎ込んでいる。 最後にこの葉書代の請求書が渡されるとかそういうオチと見た。 (まだやってんのか)

「村上朝日堂 夢のサーフシティ」
WWWの 村上朝日堂をCD-ROMにしたもの。あれ今更新されていないんだが、 更新されていたときはまめに読んではいたんだけど、こうやってまとめられても、 コンプータの前に座って読む気にならない。読んでいた当時ほど 面白くない。鮮度なんだろうが、自分でも書物と計算機上で読む文章の どこに境界があるかわからん。

「爆笑問題ピープル」
爆笑問題の対談集。PerfecTV!でやってたんだが、爆笑問題がさっぱり面白くなかった。 あのくそいまいましい週刊文春の阿川佐知子の対談といい勝負。 本になったら少しは面白いが、「WIRED」の連載の方が百倍面白い。 対談で盛り上げる芸風じゃないとわかる。でもときどきボケに笑う。
糸井重里との対談。口癖はその人の思考パターンの反映。太田(背の高いほう)は 「つまり」「要するに」をよく使うらしい。おれも「要するに」について 指摘されたことがある。糸井重里によると、会議とか大嫌いなタイプ(笑)、 まとめたがるタイプだそうだ。うむ。困るのは「要するに」と言いつつ まとまってないことを言ってしまっているときで、自覚もある。気をつけよう。
ちなみに「確かに」という相槌は利口そうに見える、バカにされないために 流行っているという考察も面白い。
島田雅彦の辻仁成評「20年前に地方の18歳の青年だった自分の経験談か なんかを書けばああなるんだろうなとは思うんですが、それを今ごろ提出されても 困るんですよ」わはは。

「エルネスト・チェ・ゲバラ」
いかん買ってしまったチェ・ゲバラの写真集(笑)。生誕70周年で日本初の写真集 だそうだ。十冊くらい平積みされていたが、いったい誰が買うんだろう。 が、旅行記も売れているらしい。

「老人とカメラ・散歩の愉しみ」
(一回あっただけだがオレ的にはすっかり友達の)赤瀬川翁の 写真集。いくつかは他のもので見たのもあるが、あいかわらず面白い。 「全身サラ金ビル」だったら自分でも発見できる自信があるが、 「草書の電線」という電線の写真あたり、凡人では絶対発見できない。 感動してしまう。でも白黒写真ちょっと見にくい。

「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」シンコーミュージック
ビートルズ詩集はくさるほどあるが、対訳にこだわらず、コアな部分だけを 数行に抜き出した(The Beatles Lyrics Remixと副題あり)のが面白い。 がリミックスな感動はないな。

「カルトな本棚」
「本棚が見たい!」シリーズとまったく似たような構成ながら、出てくる人が ハンパじゃない人ばかりなので、面白すぎる。濃すぎる。 こういうところに一度はまり込んだらとても出られそうもない。 わたしはハンパな本読みで良かったと思う。

「おい癌め 酌みかはさうぜ 秋の酒 江國滋闘病日記」
タイトルは辞世の句。闘病句の方は「癌め」という秀逸なタイトルだが、 こっちの日記のほうが壮絶だった。俳句に対しての感受性が足りないのかなおれ。
癌と戦うな、って風潮があったころだが、しかしこれ読むとそういうことを 言い出す人たちの気持ちもわかる。癌と分かってから四回手術。食道癌なので、 なんと腸を切り取って食道にする手術。これだけ切った貼ったして半年も 苦しみつづけてたらちょっと見てられない。闘病とはよく言ったものだ。 口うるさい人だっただけあって、医者の顔色から言葉の端々まで詳しく 書いてあるので、現場がよくわかって興味深かった。やすらかに眠れ。

「墜落遺体」
御巣鷹山の日航機墜落事故は吉岡忍の出世作「墜落の夏」と朝日新聞社のを 読んだのだが、前者の方に一章割かれていたのが、遺体の検屍(検視ではない) と身元確認作業の話だ。真夏の体育館に黒幕を張った中は壮絶な現場だったらしい のだが、これはその現場の警察幹部の話。いろいろ感慨を受けたエピソードは あったが、とてもここには書けない。もうすぐあの事故から13年だ。

「兵士に聞け」
杉山隆男の原作ノンフィクションを読んだのは なんと1995年8月。学生のころだが、もう3年もたったのか。面白かったんだが、 その漫画化。これから出るらしい続編の方の内容を脚色したものだが、 ちょっと演出しすぎな気がする。演出が少なかったところが原作が良かった ところだからだ。

「娘心にブルースを」
サザン20周年記念で買った。はからずもほのぼのしてしまう傑作。少々自閉的であった 高校生時代バンドを組み(名前はジェロニモ(笑))クラプトンの曲をやったり、 だからといってグレないで、大学で桑田らと会い、なつかしのEAST&WESTに参加、 デビュー(今でも覚えているザ・ベストテンのロフト中継)、 ちょっとほろりとしてしまう結婚を決めた日の話など、ほのぼの淡々と語られる。 この淡々さがいい味を出している。人徳か。家にレオン・ラッセルがきて子供が サンタクロースと間違えた話笑った。

「日本の文化人」
「噂の真相」の別冊。天皇崩御、湾岸戦争、オウム、神戸の事件でどの人が どういう発言をしたか、の噂の真相の記事を集めた章。 改めて読むと面白い。

「戦争 -- 新ゴーマニズム宣言スペシャル」
384p書き下ろし、って仕事ついに減ってきたのか。平和ボケの警告。 従軍慰安婦否定問題。南京大虐殺はなかった。とそれに関して写真の嘘。 戦争のカタルシスについて。
「俗情との結託」の意味がわかる(かも)。ぜんぜん面白くなかった。


No.
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