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Book Guide for Rusties 2001/07

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A: 殿堂入り 5: 読め, 4: まあ面白い, 3: お好きに, 2: つまらん, 1: 金の無駄

7月

「不肖・宮嶋の天誅下るべし!」
面白かった。でも不肖写真家宮嶋氏は、 自衛隊モノが一番面白いかも。

「ジパング(4)」
コンビニでしか見かけないそっち系の歴史やり直しものになりつつある。 つまらん。

「代議士秘書」
Munich Life (最近は一周旅行マニアとして知られる)にひどいと書いてあったので 買ってみた。
ずっと 小泉純一郎の秘書をやっていた人の本。 今は政策担当秘書だそうだ。

うわ

文章は下品で、あくまでも「だそうだ」で済ますあたりなど、 下劣な品性がこれでもかと現れていて、政治の奥深さを感じさせてくれた。

やはりコントは「センセイと秘書」より「ハカセと助手」がいい。

「緊急招集 地下鉄サリン、救急医は見た」
著者は聖路加病院の救急科医師が、地下鉄サリン事件の様子を描く前半は 生々しい。かなり優秀な医師っぽげなのに、米国人男性に冗談を言ったことを わざわざ書いてしまうあたりに恥ずかしさを感じたくらいだ。 世界でもっともヌルいことで知られる週刊文春の阿川バカ子(名前を忘れたので 仮にこう呼ぶ)の対談で、聖路加病院の院長が緊急時の対応、この病院だからこそ 対応できたと言っていたが、それでもかなりの混乱していた様子がわかる。
後半は緊急医療に対する提言。これもわかりやすいが、現実的かなあと思える部分も ある(現場を知らないとわからない)。
先日あった明石の花火大会の事故後のニュース映像で、 被害者が腕に色分けされたタグをつけている のを見た。緊急時に患者を分類するナンタラレーション(名前を忘れたので 仮にこう呼ぶ)と臨時カルテのようなものだと思う。 おそらく、阪神大震災の経験から導入されたものではないか。
少しずつ改善されてはいるのを感じた。

「平成日本のよふけ(2)」
なんか小物が多い。村山元首相は笑える。戦後政治最大の これもやってもーた系。

「いつも美空(5)」
やってもーたー、という感じ。 これだけ本人のやる気が見られず 場当たり的にしでかしてしまっても、 それなりに水準をクリアしているのはさすがベテラン。

「仕事、三谷幸喜の」
タイトルが一番面白い。

「瞳子」
これもスピリッツだったような?
↓にくらべ、主人公のマィゥェィ具合がステレオタイプでなく かっくいい。ひそかに「るきさん」に似ていると思っている。

「ニナライカ」
ライカを手にした不思議ちゃん女子高生もの。 昔スピリッツ(増刊?)でやっていたもの。 ありがちな理解あるクダけた美術の先生ってのが出てくるんだが、 21世紀はそういうの禁止

「これぞ日本の日本人」
松尾スズキは面白いなあ。

「その意味は 考えるヒット(4)」
面白い。 LUNA SEAだけなぜほめられるのかわからんくらいか。 ゆずへの文句とか、ホント笑っちゃう。 ときどきすごいことサラっと書いてる。 あと、安斉画伯のダジャレも要注意だ。

「永遠の10分遅刻」
ここ数年のベスト1の本は松尾スズキの 「この日本人に学びたい」 なんだが、同じロッキング・オンから出ていたので、連載の続きかと 思ったら違った。前書きにもあるとおり出来の振幅が大きい。

「みたにのまど」
なんかタイトルからして 三谷さんの本かと 思ったがこれは幸喜さんの映画日記。八木亜希子がいいが、 演技が不安だ。「ラヂオの時間」面白かったからなあ。

「読んだはしからすぐ腐る!」
松尾スズキは面白いなあ

「新ゴーマニズム宣言(10)」
台湾入国制限を喜んでいるところが微笑ましい。あとはまあいつも通り。
「甲殻機動隊」という漫画がその筋の人には面白いらしいのだが、 漫画の枠外にゴチャゴチャ説明が書いてあってとてもいらついたのだが、 ゴー宣の場合はページの上のところが一番気色悪い。

「Dr.コトー診療所(3)」
離島の人が怒るな、これ。

「バトル・ロワイヤル(4)」
学習漫画のようだうそ。
気色悪さがよく出ている。

「時事少年」
すっかり飽きた爆笑問題

「ハンター×ハンター(12)」
難しすぎてもうやめる

「別冊宝島Real(016) 自衛隊のハイテク戦」
学習漫画のようだ。

「ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か」
学習漫画のようだ。


No.
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