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「バガボンド(1)」
「ハンター×ハンター(5)」
「スプートニクの恋人」
「Slash with a knife」
画集。これはもう表紙を見て気に入った人には
お勧め。そうではない人にはロッケンロールとしか言いようがない。
「編集者の仕事」
自称スーパーエディター安原顕のこれまでの仕事のまとめ本。「リテレール」は
原稿料ほとんど未払いと聞いて驚く。おれが払った金はどこにいったのだ。
中央公論社の社長が、マリ・クレールの文庫特集で、他社文庫の紹介が多いと
言って差し止めた話(その後読売新聞社に身売り)、学研で500万の赤字ということで、
クビになった話(その後巨額なワラント債損失を出した)、面白い(不謹慎)。
「やっぱり猫が好き」
シチュエーションコメディ(?)TV番組の三谷幸喜の脚本を集めたもの。
登場する3人の女優さんがどれもファンのため、毎回楽しく見た。
ハマグリペペちゃんの回、鮮烈に覚えている。
シナリオ読んで面白いかなと思ったが、大爆笑させていただいた。
「きまぐれペンペン草」
面白い。どの辺が面白いかというと、たとえばネットワークにつながらなくて人に
聞くときの言葉「ウチの電話はNTTのなんか外線ボタンを押してから発信する停電の
時でも使えるったってそう使わねえよって感じのなんかやな感じの電話
なんですけどそれは関係ありますか?」、WindowsのメイラBecky!で20個のアカウント
を使えるのを「19人の愛人をつくることも夢ではありません。うそうそ。ダメダメ」
のあたりの文才。特にウケをねらっているようではない。。女子高生漫画家
だったころは、高校生の感覚だと思っていたが、
20歳過ぎても冴え渡っているので、やはり才能か。
「トップランナー(9)」
冬美ちゃんが載っていたので買う。司会者(大江千里)が馬鹿でつまらん。
「オーケンののほほん日記」
神経症患者の日記そのもの。
日本のロックな人たちの日常も垣間見ることができる。
鮎川誠「コンピュータはレスポールの次にたよりになるっちゃ」
PANTA「おい、大槻! エヴァンゲリオン見たか! 面白いなアレ!」
ロックを飯の種にしていく大変さなどもわかる。
その昔、筋少・ジュンスカ・ミスチルで日比谷野音でライヴをやったとき、
「大槻さん、こんな沢山の人の前で演奏するなんてきっとオレこれが最後でしょうね!」
と桜井君は言っていたそうだ。うむ。いい話だ。
「瑠璃の波風(2)」
海江田艦長の少年時代2つめ。主人公が少年だが、中身は「はっぽうやぶれ」と
変わらんぞ。
「同じ月を見ている(2)(3)」
べたべたであるが傑作。毎回書いているが結局土田世紀の絵が好きなだけかもしれない。
「COMIC CUE Vol.9」
手塚治虫リミックス。江口寿史は編集長をやめてすでに影も形もない。
最初のナンパゲームやってるブラックジャックがいい。
「エイジ」
「本の雑誌」でほめられていた小説。14歳のエイジの日常。クラス仲間が
連続通り魔事件を起こしたり、このへん注目されがちだが、実は
少年の日常小説としてのほうが凄い。いったいどうしてこんなリアルな少年を
書けるんだろう。
いや違う。現在少年である中学生の心はわからないしわかりようがないが、
自分自身も忘れてしまっていた自分の中学生のときの感覚をリアルに再現させられる
のが凄いのだ。
「ツチヤの軽はずみ」
週刊文春の連載をまとめたもの。あいかわらず「ためらいを感じた理由は358あったが、
今思い出せるのは次の2つである」という感じの文章が連続して笑える。
論理的に間違ったことは何一つ言っていないのだ。
「『少年A』この子を生んで」
これだけ救われない本はなかなか無い。被害者に対しても犯人の(当時)中学生に
対しても、親に対しても、言うべき言葉はわからない。お手上げ。
「狩撫麻礼作品集」
原作者の作品集という珍しいもの。しかも狩撫麻礼という通好みの原作者
(アクションに載っていた「ボーダー」が懐かしい)。しかも出したところが
アスペクト(アスキー)というのがまた。
「モザイク(1)」
女子高生の漫画。次々と衝撃的な事件が起こるが、リアリティを感じない。
つまらなかった。
「サラリーマン金太郎(1)-(15)」
Oくんに借りて読む。4年前の俺の空であきれたが、サラ金は面白い。
大ぼら一代に夢中になった小学生のころとまったく同じようにはまる。
「モンスター(11)」
ひさびさに読んでいてびっくりしました。とても面白いが、
大河ドラマ化してしまうと
飽きるので、そこそこのところで収束していただきたい。
「おとなのしくみ(2)」
鈴木みその漫画。昔ほど面白くない。
「ハンター×ハンター(4)」
面白いと聞いていたが、面白い(なにがだ)。少年漫画の王道という感じの
1,2巻から、最近は「カイジ」みたいになってきた。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所(113)」
「武運」