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suchi today の音楽映画ベストテン

音楽映画ベストテン – 男の魂に火をつけろ! < 音楽映画ベストテン受付中>

選びはじめて、音楽映画ってどこまでが範囲かわかんなくなってきたら、補足に書かれていた
「作中の人物たちに音楽が聞こえているもの」
という基準が非常に素晴らしくわかりやすかい。この基準のわかりやすさがベストワン! ですね。

ということでこんな感じ。特に制限なく並べていたら意外に古い映画が出てこないのが自分で面白かった。

  1. フィッシュストーリー(2009)
  2. 君が生きた証(2014)
  3. リンダ リンダ リンダ(2005)
  4. セッション(2014)
  5. 25年目の弦楽四重奏(2012)
  6. 言えない秘密(2007)
  7. ハイ・フェディリティ(2000)
  8. エルミタージュ幻想(2002)
  9. ムトゥ〜踊るマハラジャ(1995)
  10. サウダーヂ(2011)

ここに上がるくらいだから、ほとんどDVDを持っているんだけども「サウダーヂ」だけはDVD/BD化されないみたいで、なんとかもう一度見て見たいですね。


スナフキン、ドラゴン、ペ・ヨンジュン、その他の短編

からっぽの世界

金麦のCMが実は暴力夫のDVで意識不明の重体になってしまった気の毒な女性の妄想を映像化した説とかそういうのを聞いたことある。ひどい話だけども、それをどこかで読んでから、あのCMが怖くて仕方ない。

私の父は倒れてから一ヶ月くらいで亡くなった。人工呼吸器でつながれたあの一ヶ月で父はなにか走馬燈のようなものを見ただろうか、とずっと気になっている。下の子は北海道で生まれたばかりで見舞いにこれなかったので、写真をベッドの横に貼っておいた。父は一瞬でも意識の端で最後の孫の顔を見ただろうか。

ムーミン谷の話。

スナフキンは旅人という設定だけど、実際はいつも近所の川にいる。あれは旅人というのはスナフキンの妄想で、でもムーミン谷の人々は優しいからその妄想を壊さないでいてあげているのだ。

当然、釣り針には一度も魚はかかったことはない。でもムーミン谷の人たちは親切だ。

「どうだい、スナフキン。釣れるかい?」
「うん、ボチボチだ」

などという会話を一年中している。スナフキンがときに知性的で、ときに世界を受容すべきと大人の立場でムーミンを諭すのは、ザ・ビートルズのFool on the hillと同じで、彼の目は釣り竿の先を見ているのではなく世界が回るのを見つめているからだ。

一方、月を指さすとき、指先ではなくその先にある月の輝きを忘れるな、とイカしたことを言ったのはブルース・リー扮する炎上しているドラゴンさんだ。

私はいまI AMというSNSDも出るSM ENTERTAINMENTのライブ映画(AVEXまつりみたいなもの)を見たくてたまらない。かつて「劇場版ペ・ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009」をさんざん笑っていたことを真剣に反省している。

小学校5年生のとき担任の先生に、人を指さしたときに3本の指は自分の方を向いているでしょう、つまり3倍になって返ってくるんですよ、とブルース・リーみたいなことを言われたのを思い出した。40歳過ぎて。SNSDで。

きっとこれから先、私が老人になっても、あと2回はなんらかのアイドル的なものにハマるということを先生は予言していたのだ(ちがいます)。

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