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Ingress レコーディングクラスタ

プログラマなので手書きメモ

これはIngress Advent Calendar 2015の12月15日のエントリです。昨日は特上ネコさんの「Ingressと食生活」でした。鍋美味しそうですね。

ピェンロー鍋が紹介されていた妹尾河童の「河童のスケッチブック」は読んだ覚えがあり、調べてみたところちょうどぴったし20年前、1995年12月に読んでいました。私が読んだのは単行本ですが、この本は文庫本のレイアウトも画期的なのでオススメです。と、こんな風に「以前読んだなあ」だけでなく「カタカタ、あ、ちょうど20年前読んだなあ、しかもおとといtwitterで言及した「COMIC CUE Vol.2」も同じころなのか」というような発見に面白みを感じる人間がIngressをしたらどうなるか、というエントリです。


申し遅れましたが、浜松のRES:A14 AG名はsuchiorgです。Ingressを始めたのは2014/07/16で、以前からエンジニアとして有名でblogを読んでいた川島さんのエントリで知ってiPhone版が出てすぐに始めました。ゲームは楽しいものがいっぱいあるのは知っていますが、時間がもったいなくて手を出していなかったところを、通勤時間+10分程度で楽しめることがわかってハマりました。普段は通勤時のみエージェントですが、DarsanaとPersepolisは参加しました。

周辺で親しくなった方にはいろいろなタイプのエージェントがいます。多重CFを即興で作ってしまう方やら、山岳系、自転車系、フロンティア系(人がやってないことが大好き)、鉄砲玉系、ポータル申請系、浜名湖の無人島ポータルにヨット行く方とか、面白い方ばかりです。たとえば山岳系の方がおっしゃってた「山頂が携帯の電波が通じるか調べるには『< 山の名前> 山頂なう』でtwitter検索すればよい」とかすごい面白い逸話が聞けます。楽しい。

で、私はただの通勤系かなあと思ったのですが、そうだ、7/16にはじめ、A3になった1週間後21014/7/22から毎日データを記録しているのだったと思い当たりました(あんまり意識せずに始めた)。でこれを、「記録系(レコーディングクラスタ)AG」と勝手に一人で名乗っています。


ちなみに、解析クラスタとは違います。MUFGの増殖率とか、バースターの効果とかDaage Reportからエージェントの行動領域解析とか、解析には高度な数学力と洞察力が必要ですが、レコーディングクラスタは、ただ記録して、たまに見返して「ああ増えたなあ」といわゆる小並感を堪能するだけです。一緒にしては申し訳ない。なにかそこから隠れた真実など発見しようとしないゆるふわの一形態かと思います。たとえてみると「%%こいのぼり%%せいくらべ」の歌に出てくる「柱の傷」ではないかと思います。子供の身長でつけた柱の傷を見て解析などしないですよね。ああ大きくなったなあ。あのころは小さかったなあ、このくらいの感じです。

なにを記録したかというと、最初はレベルとAP、セル内順位くらいだったのでした。そのうち、少しずつ項目が増えていきました。どこでどういう活動をしたか一言メモなどもとっています。初期のころは「R8を8本指してる人がいた!」とか「HOのP8とかのTAFUの意味がわからない」のような初々しいメモがあります。楽しい。

記録方法ですが、私もこう見えてもプロのプログラマの端くれですからもちろん

手書きメモです。

大事なことなのでもう一度言います。

手書きメモです。

プログラマなので手書きメモ

プログラマなので手書きメモ

OCRのキャプチャプログラムとか作りかけたのですが、メモの方が場所を選びませんし、後述の機械的に取得が難しい情報もあるので、結局毎朝メモして、Excelに転機しています。


前置きはこのくらいで、記録を見てみましょう。まずはAPグラフです。最初はA9まで、次は現在までのグラフです。最初のA9までのグラフは、2つめの左下の黄色のエリアに相当します。

A9までのAP

A9までのAP

A14までのAP

A14までのAP

オレンジの折れ線がAP、黄色の階段状のグラフが、次のレベルに必要な目標APです。A9などはメダルが足りなくて追い越しているところがあります。青い丸の折れ線はその日の取得APです(値は右側の青い目盛です)。薄い水色の太い線は7日間の移動平均です。JesseというのはAP2倍区間で「ニバイ! ニバイ!」だから「高見山期間」が転じて「ジェシー期間」と呼んでいます。このへん若者には通じないですね。

なんとかレベルアップできたら、次の必要APに絶望する、振り返ってみるとなんてこれまで楽勝だったことか、というインフレ感覚がグラフでわかりますね。

獲得APがゼロだった日を調べたところ昨年末の12/29の一日だけでした。奥さんが風邪で寝込んだ日です。

他にもいろいろグラフにしています。たとえば次はUPVのグラフです

UPV

Unique Portal Visited

これはUPVゴールドはずいぶん遠いなあと思ったときから記録し始めました。遠方に行くとガッツリ増えますね。とくに都会は1時間半歩いてUPVが250増えたりして別のゲームみたいに感じて、これはこれで楽しいです。

次はA14になった夏から記録しはじめたものです。A15までの遠い道のりに絶望しそうになったときに、というか絶望したときに、、とりあえずいくつかのメダルのGoldを目指そうと思って始めたものです。目指そうとかいいながらも通勤エージェントなのでたいした効果はないのですが、それでも少しずつの成長が見えるのは楽しいものです。2つはGoldメダルを達成しました。あとModを37回刺せばEngineerのGoldで、気づけばA15までもう少しになっていました。楽しいなー。

Resonator/Mod/Hack

Resonator/Mod/Hack

今ではAgent Statsがあるので、こんなに面倒なことをしなくても、記録AGを楽しめるようになりました。グループのランクや他エージェントとの比較などさらに楽しそうな仕組みもあるようなのでやってみると面白いと思います。


次はInventoryです。これはAgent Statsでは記録できないので、マメな記録は世界でも少ないのではないかと思います。きっかけは初めての遠州ローカルイベントで参加した浜松城FFでした。どのくらいInventoryは変化するものなのかと、Lv.l7/8のX/R/PCの数を毎朝メモし始めました。Persepolisも近くなってUSの重要性に気づき、途中から追加しました。全体とタイプごとに分けたグラフです。

Inventory(All)

Inventory(All)

Inventoryグラフ

Inventoryグラフ

X8が100以上増えているのはファームに行ったときですね。通勤エージェントなので、ファームに行く頻度は低く、2-3週間に一度くらいかな。ほかにも、US8が貴重で普段はほぼ出現することがなく、ファームでがんばって10個くらい出る程度とわかりますが、Persepolis以降の50個を越えたあたりから、MUFGの効果が出始めてゆるやかに単調増加してきたのがわかります。(追記: 一番下の12/5のコメントは浜松FSではなくて静岡FSでした)


以上、レコーディングクラスタの紹介でした。万が一始めたいという方がいた場合のアドバイスとしては、「思い立ったら今から始めること、飽きたら今すぐやめること」これを守れば辛くならず楽しくできます。

最後は、Ingressを始めて3週間後の2014年8月7日(A4)から毎日キャプチャしてある465日分のAGENTステータス画面の動画です。間違ってALLではなくWEEK画面をキャプチャしてしまった日が2日、Mind Controllerメダルが映り込んでいる日が1日あります。手作り感が楽しいですね。

Ingress Advent Calendar 2015、明日12/16はIkki Tachikawa さん(タイトル未定)です。


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suchi today の音楽映画ベストテン

音楽映画ベストテン – 男の魂に火をつけろ! < 音楽映画ベストテン受付中>

選びはじめて、音楽映画ってどこまでが範囲かわかんなくなってきたら、補足に書かれていた
「作中の人物たちに音楽が聞こえているもの」
という基準が非常に素晴らしくわかりやすかい。この基準のわかりやすさがベストワン! ですね。

ということでこんな感じ。特に制限なく並べていたら意外に古い映画が出てこないのが自分で面白かった。

  1. フィッシュストーリー(2009)
  2. 君が生きた証(2014)
  3. リンダ リンダ リンダ(2005)
  4. セッション(2014)
  5. 25年目の弦楽四重奏(2012)
  6. 言えない秘密(2007)
  7. ハイ・フェディリティ(2000)
  8. エルミタージュ幻想(2002)
  9. ムトゥ〜踊るマハラジャ(1995)
  10. サウダーヂ(2011)

ここに上がるくらいだから、ほとんどDVDを持っているんだけども「サウダーヂ」だけはDVD/BD化されないみたいで、なんとかもう一度見て見たいですね。


cakes.muのIngressの記事の意味がわからなかった

Darsana After Party
Darsana After Party

Darsana After Party

「Ingressがうつしだす『都市のゆたかさ』」(cakes.mu)

おお、cakes.muでingress、しかもトマソン! と思って読んだら、トマソンのところはなんとなくわかるけど(街の無意味な物件に芸術という意味付けをしたトマソンと、あらゆる物件にXMあふれるポータルという意味付けをしたIngress、で合ってる?)、最後のあたりはどういう意味なんでしょう。

では聞くが、「『都市のゆたかさ』の本質」とはいったいなんなのだ。

ポータルが、

  1. 東京: 世界一多い
  2. 郊外のショッピングモール(以下SC): ほとんどない
  3. 東京ディズニーリゾート(以下TDR): 山ほどある

So What?

「都市の文化的の豊かさとは何か」の可視化が行われている。

というロジックみたいだけど、つまり、東京とTDRは文化的に豊かで、SCは文化的に豊かではない、のがIngressから見える、ですよね(逆かもしれないけども、トマソンからの文脈だとこれが正しそう)。

つまり「ポータルの多さ=文化的豊かさ、ですよみなさん」で合ってる?

しかもわざわざ「本質」とつけているのは、ちょっと見た目ではわからないような何かがあからさまになってるようなことを言いたいのだと思うんですよ。ここもわからない。

浜松ガーデンパークにはポータルが山ほどあるけども、あそこは文化的に豊かなのか(余談だが、ガーデンパークは駐車場も広くて、ICから近くて、広くて、お庭は豊かですよ、小さい子供を自由に走らせるにはオススメ)。ショッピングモールにあふれている店や商品は文化的ではないのだろうか。そしてディズニーは文化的豊かさの象徴なのだろうか(著作権意識の急先鋒ではある)。うーんわからない。

どなたか解説プリーズ

プリーズプリーズミーオーイェー

再度読んでみたけど、人が多いところは文化的に栄えるけど、ショッピングセンターは人が多いけど文化的に低レベルだ、みたいな郊外ショッピングモール批判をIngressの名前を使いつつ軽くカマした感じなのかなあ。なんかこうどこが身なのかわからない難解な記事でした。おしえて切り身ちゃん。

関係ないですが、Ingressに関してもそろそろほぼ日刊イトイ新聞がいろいろかっさらっていく気がします。


IDeo HUBSTYLE IDカードホルダーをまた買ってしまった

IDeo HUBSTYLE、ウンジャマラミー、ついでに水曜どうでしょうのIDカードホルダ
4年使ったIDEO HUBSTYLE IDカードホルダ

4年使ったIDEO HUBSTYLE IDカードホルダ

リール部分が外れてしまった

リール部分が外れてしまった


秋田道夫といえば
、彼がデザインしたKOKUYOのIDeo HUBSTYLEというIDカードホルダーが気に入って長く使っていた。2年くらいで透明プラのところが剥がれてきたが、なんとか自分で修理した。ところがついに昨年末、いよいよリールのところが割れてしまった。だいたい4年くらい使っていたのかな。しばらく別のもの(ウンジャマラミー)を使っていたのだけど、やはりシンプルでかっこいいこととリールの便利さが忘れられず、結局また同じものを買ってしまう。少しは変化が欲しかったので色はダークブラウンにしてみた。

IDeo HUBSTYLE、ウンジャマラミー、ついでに水曜どうでしょうのIDカードホルダ

IDeo HUBSTYLE、ウンジャマラミー、ついでに水曜どうでしょうのIDカードホルダ

購入したときは気づかなかったのだけど、いまamazonへのリンクを作るために検索したら、リール単体でも売ってたのか! これはちょっと悔しいな。しかし、最初の画像の通り、本体がかなりヘタッていたので良しとしよう。そうしよう。

「よしとしよう」と「あさりよしとお」は似てるな。

コクヨ リール IDeo HUBSTYLE 黒 NM-R1D
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ウンジャマラミー、新品未開封のものがAMPでいくつか売られていた。すごい。我が家にもまだパラッパラッパーとともに残っているはずだけど、動かすプラットホームがもう無いんだよねえ。子供と遊びたいのでどこかのハードで再発してくれないかな。iPadとか向いていると思うのだけどSONYだから無理だろうか。

ウンジャマ・ラミー
ウンジャマ・ラミー

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Google検索オプションから「ブログ」の項目がなくなった

Google検索のもっと見るメニュー
Google検索のもっと見るメニュー

Google検索のもっと見るメニュー

(追記あり)

今日気づいたのだが、Google通常検索の「もっと見る」メニューから「ブログ」の選択項目が無くなってしまっていた。いつから変わったんだろう。商品名などを検索したときにショップサイトや情報サイト、ニュースサイトを除外するのに便利だったが、やはりアフィリエイト目的の機械的なブログを完全に排除できないからこうしたのかな。

Googleも精度を上げるべくかなり努力しているのか最近そういう商品名や説明文羅列のがっかりサイトに当たることは少なくなってると思っていたのだが。なにかを買う時の検討段階で「ふつうの」ユーザの日常を書いたようなblogの記事が見つけにくくなるのはちょっと残念ですね。「blogは終わった」というあおり記事を書くチャンスですよ。

ちなみに、tbm=blg というパラメータを付加しても変わらなかったのでこのフィーチャ自体がなくなってしまったようだ。

ここまで書いたあと、もう少し調べたらGoogleのフォーラムで 社員の方が質問に回答していた。一時的なものや不具合ではなく、仕様をシンプルにしたらしい。この質問はつい先日、1/22に投稿されたようだから、仕様変更は結構最近だったのかな。私がすぐ気づいたということはそのくらい頻繁に使ってたってことになる。例によってユーザやブラウザにより順次変わっていくということだけど。

とはいえ、こういうシンプル方面に仕様を変えていくのはさすがGoogleだと感心した。「機能を追加するには技術がいるが、機能を減らすには思想がいる」とかっちょいいことを言ったのは著名なプロダクトデザイナーの秋田道夫だ。。初心者プログラマのころに「猫に小判、catにオプション」という標語でも教わった。しかし、実務の場で物事の改良をシンプル方面に倒すこと、シンプルを保つことは、ビジョンと意志がないとなかなかできないんですよね。


hamamats.xssのCherenkovさんによると、独立したGoogleブログ検索というのがあるそうです。知らなかった。↑で書いた見立ては見当違いでしたね。わはは。(2014/01/25追記)


そのGoogleブログ検索も無くなってしまいました。404ページというのが、Googleでの冷遇がわかる感じ(でもOrkutよりも役に立ちました)。笑ってさよならを言いたい。(2014/08/21追記)