suchi today

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視野は広く心は狭く
態度は大きく気は小さく
長い目で見て短絡的に
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2005/08/21: People -- 7、8月の買い物/Realforce106UB/suchiPod/倉庫

おれのiPod略してsuchiPod

おれカネさんyomoyomoさんスミルノフ教授FlowerLoungeさんじゃがいもポン子さん、Musical Batonありがとうございました。

この世界チェーン企画Musical Batonは、本棚.orgの知らない人の本棚と一緒で、趣味の似てる人も似てない人も知ってる人も知らない人も、読んでいて本当に飽きないので、ずーっと辿っている。放っておくと貴重な休日の数時間があっという間に過ぎていく。などとのんびりしていたら、知らない間に旬は終わっている(Musical Baton言及数@はてな)。このインターネットはずいぶん話題の消費が早い。

先回の最後のページに載せたNomad Zen NXが壊れてしまったので、7月にiPodを買ってしまった。URLまで刻んでしまった(転売ができない)。スローガンも入れた。

先回はどのCDをリッピングしたのかわからなくなっていたので、今回、ポストイットでマークつけながら再度CDを読み込み中だが。iPodもiTunesも使い方がぜんぜんわかりません。さすがフロッピー排出するのにゴミ箱に捨てさせた会社の製品だ。使いにくい。


Realforce 106UB

自宅マシンのEPSON Directのキーボードがグニャグニャで納得できなかったのだ。非常に疲れるのだ。というところにケイエムアイから東プレUSB版106キーボード先行予約受付のメイルが来て、脊髄反射で買ってしまった(ASCII24の記事) 3年前買ったRealforce 106に続いて2台目だ。 2万(税込)だけども手放せない。


マイナスイオン扇風機

3月に引っ越して1部屋増えた。しかしエアコンは1つのままで、少し離れた一室を冷却できない。エアコンを買えばいいのだがもったいないので扇風機を買った。なんかマイナスイオン発生機能がついている。マイナスイオンってなんだそれ。扇風機は風だけ送っていればよいのだ。「猫に小判、catにオプション」と言いますね。


倉庫借りたよ

引っ越したといことは、あの悪魔の本の山はどうしたかというと、ついに倉庫を借りてしまった。

いろいろ探していたのだが、コンテナは野ざらしで心配で、室内倉庫はまじめな書類保存業者(インデックス化もしてくれる)が多く高いし、などと困っていたら、コンテナ価格で、室内の倉庫(新築)を見つけた。同じ建物にSOHO用の事務所スペースもあるので、環境も良い。段ボール60箱を倉庫に移した。とても無駄なことをしている気がする。趣味なんてそういうものか。


amazonブックカバープレゼント4色

アパートはずいぶんすっきりして、3本の本棚も少し余裕ができた。安心して本が買えるようになった

と思ったあの日から5ヶ月。すっかり本棚がうまり、amazonの無料ブックカバーも4色揃ってしまった。

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2005/08/28: Movie -- Life Hacks/カナリア/リンダリンダリンダ

鹿島の花火

Life Hacksと呼ばれているものが、私には「おばあちゃんの知恵袋」と区別がつかない。「手帳の最初のページを毎日ひらくんでよ、しげるや。そこに一番大事な計画を書いておくのじゃよ」

逆に「おばあちゃんの知恵袋」をGRANDMA HACKSと呼ぶのはどうだろうか。 それにいったい何の意味が、と思ったら、その気持ちをLife Hacksという言葉にも是非。


カナリア

映画「カナリア」を見た。 オウムの子供たちのその後をテーマにした映画で、オウム的なものに関する何かということで印象に残ったのは一カ所だけ。団体解散後の先鋭化するメンバと一般社会に戻ろうとするメンバの対話の部分だけだ。しかし、主役の少年少女の二人が良い役者さんで面白かった。児童保護施設を脱走した少年役の石田法嗣もシヴイが、それに同行することになる谷村美月演ずる少女が、西原理恵子の漫画に出てくる人生を悟った関西弁の少女みたいなキャラクターで、良いコンビだった。

甲田益也子が老けていてびっくり。なんとかインザプールの「なんとか」が思い出せない。 ちなみに主人公の少年は1990年生まれ。なんだそれ。 インタビューによると 「この作品に関わるまで事件のことは知りませんでした」ということで、驚くが、 私の年齢に換算すると、生まれて五年後の事件というと テルアビブ空港乱射事件になる。知らないなあそれは。

最後のZAZEN BOYSは良かった


「リンダリンダリンダ」小説版 「リンダリンダリンダ」オフィシャルブック

映画「リンダリンダリンダ」も見た。 素晴らしかった。

バンド経験はあるが、学園祭の昂揚感なんて体験したことが無いのだが。しかし、 そういう何もなかったのにあった気になってしまう甘い日々 (広告批評のTV番組で橋本治が「ユーミン」と呼んでいた領域)を思い出させてくれる映画だ、すべての人に分け隔て無く。

学園祭で高校生がブルーハーツを演る、ひょんなことから韓国留学生がボーカルで、というそれだけの映画だ。全編に渡ってほとんど熱さが無いのだが、その淡々とした日々とブルーハーツの歌の熱さのギャップがリアルだった。これは監督の意図だと思う。無人の校舎の映像が逆にその場所の騒々しい時間の様子を喚起するように。

韓国人留学生役は2004/08/19に挙げた「子猫にお願い」に出ていたぺ・ドゥナだ。はてなキーワードのペ・ドゥナの項目、座右の銘のところは誤字なんじゃないだろうか。直したくても直せない。あだ名「女子高怪談等」ってなんだそれは。

子猫をお願い

前田亜季は歳を取って凡庸になったおかげで、却って身近にいそうな現実味のある美少女になっている。香椎由宇(読めない)は、暴力的な美しさで危険だ。私が高校生だったら恐くて近くにも寄れないと思う。抑制されたクールな演技がよくて、だから2箇所くらいある、リラックスした場面が大変生きている。そして、一人だけ本当にいそうなバンド少女だったのが関根史織という人だが、この人は本物のミュージシャンであった。へーへー。

脇役の湯川潮音山崎優子が凄くて調べたら、こちらの二人も、タイプが違うが、本物のミュージシャンだった。

小説版の著者、脚本の向井康介という人を調べてみたら「鬼畜大宴会」(公式ページ)のスタッフだった人らしく、そこから、山下監督や脇役俳優など、みな「鬼畜大宴会」のスタッフだった人とわかる。鬼畜大宴会はDVDも出ていた。レビューが面白い。そんな史上最強に後味が悪い映画スタッフがこんなに後味ステキな映画を作るなんて。

オフィシャルブックなども読んでみた。↑あたりの事情も書かれていた。

鬼畜大宴会

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