2005/05/13: Development -- 駐車場/数式/大リーグカード/トラピスト/ペンギン
小川洋子「博士の愛した数式」のキーアイテムとしてベースボールカードというのが登場するらしい。 しかしベースボールカードや、カードコレクタという人たちが存在するということを知っていても、具体的にどういうものを指すのかいまいちピンとこない。ということで予習に買ったのが 「底抜け!大リーグカードの世界」 (amazon)という本だ。 というか、これはそもそも「博士の愛した数式」を知るきっかけになった、野球カード男さんの本ではないか。
この本は希少カード自慢の本ではなくて、 レギュラーカードと言われる、一般カードを 独自の切り口で選別して紹介したものだ。
例えば「欽ちゃん走り」ばかり集めたものとか。
わははバカだ(誉め言葉)
切り口のセンスが良く、その切り口も特別な知識を必要としない汎用的なもので、 一般人でも十二分に楽しめる。 もちろんこの裏にきっと膨大な量のカードコレクションが。 そのコレクションを見ろ見ろ感を感じさせないのがよかった。
というのが昨年夏の話で、
このたびその底抜けコレクションがWebでも始まった。
いきなり「この2枚は同じだ」のエントリが最高にイカす。面白ぇ。
肝心の「博士の愛した数式」の方ですが、泣けるよい小説であった。 ただ、ダメだったのは万能理想美化少年。 こんなガキいねぇよという感じで。 なぜ誰も指摘しない。 いかがなものか。
理想といえば トラピストクッキーの秘密
わはは
私は昨年ここの教会で結婚式をしたのだが、かなりいろいろ簡素化した中で唯一ステキ系なイベントであった。 かつてトシちゃんと聖子ちゃんのポッキーのCMを撮ったところと聞いて、 一人だけ騒いでいた。
ちなみに男子修道院という名前で、 なんだっけあれ、ハウル? (半疑問系)みたいのを 想像する女子は注意だ。農作業が似合うおっさんだらけだよ。
そしてまた、トラピスチヌ女子修道院だったとしても、 そこにいるのはおばさんやおばあさんばかりですよ。
ブルースブラザーズのペンギン院長みたいな。