2004/10/15: Development -- マルチ商法とSNS/未読王
マルチ商法とかねずみ講へのツッコミの一つとして「1人が1日に2人ずつ勧誘し、組織が拡大していくと、1ヶ月で日本の人口を越える」というのがある(計算は合っているだろうか)。実際にアルバニアの国民ほとんどが加入したねずみ講(2004/06/09)というのもあった。
ところが例のSNS(ソーシャルなんとか)は全国民が参加している状態になっていない。
この先の深い闇にとてつもないなにかが潜んでいるような気がする
さらに先日の本棚の件だが、
本棚.orgには現れていないが、
世の中にはもっと多くの、本で身上をつぶしている人がいるはずだ。
ハッカーな増井氏を知っていて、
手持ちの本のリストがあって(もしくはISBNがあって)
それを本棚.org入力する手間を惜しまないか
手間をかけた結果に価値を見出していて、
公開されることに躊躇しない人、ということで
かなり絞られてしまっているだけではないかと思う。
エキサイトブックスのライターの本棚も凄いことになっている。
月下工房書評系氏の本の部屋も凄そうだ。
そんな私が知っている本棚で一番どうかしてるのは、
未読王の人だ。
2004/04/26(土)
▼もしかしてこの俺は、既に欲しい古本は全て入手してしまっているんではなかろうか?
私の本棚は、自分でも書いているが「ワナビー」感が溢れていてあくまでも偽物だ。
好奇心と同じくらい羨望とかコンプレックスが垣間見える
もちろん買った本はすべて読むつもりなのだが、
この人の場合は
本は買うもの、薦めるもの、鵜の目鷹の目養うもの
とにかく俺は読まないの!
わはは。
本も出ている。
「未読王購書日記」
[amazon][宣伝ページ]
紹介文がとにかく面白い
「皆さんもぜひ、少なくとも月に一度は古本百冊一挙まとめ買いをすべき」と説く古本マニアである。何しろ2001年の抱負は「一年間に千冊以上、本を買わない」と自戒するほどのマニアぶりを発揮。蔵書は優に2万冊を超えるが、本書で書名の出てくる本の98パーセントは読んでいないと誇らしげに宣言する。
「自分の買った本の自慢話を、内容に触れずにこれだけ面白く読ませる作者は、まずいまい」とこの人の場合は、「なかなか読めない」とか「そのうち読みたい」というのではない。一貫したポリシーは「とにかく俺は読まないの!」。
世の中には面白い人がいるなあ
なんだか、まだまだセーフという気になってくる。
それはそれでいけないと思う。