2005/01/10: Internet -- BOOKMAN/WALLMAN/
BOOKMANというスライド書棚で有名な静岡の会社がある。新幹線に乗っていると静岡駅近くに大きな看板がある。で、それを調べたらこれだ。
ソースを見てみると、NOFRAMESのところに書いてあり、それがGoogleで見えてしまっている。クラックされたのか、Web制作会社の下請けが厳しいスケジュールだったのか、社員のいたずらか、何にせよびっくりしたよ。
それはともかく、 このWALLMANの写真がいい。
BOOKMANというスライド書棚で有名な静岡の会社がある。新幹線に乗っていると静岡駅近くに大きな看板がある。で、それを調べたらこれだ。
ソースを見てみると、NOFRAMESのところに書いてあり、それがGoogleで見えてしまっている。クラックされたのか、Web制作会社の下請けが厳しいスケジュールだったのか、社員のいたずらか、何にせよびっくりしたよ。
それはともかく、 このWALLMANの写真がいい。
最近あの「元祖山親爺」のパッケージが新しくなっていた。 一部で大評判のどら焼きもWebで注文可能になるらしい。
以前日本一周をしている自転車青年のWebを見ていたときに感じたのだが、 とにかくずっとウォッチしていて、ごくわずかだが生活の一部になっていると、 ゴールしたのを見て勝手な達成感を得るともに (見ている相手にはなにもアクセスせず一方的に見ているだけなので)、 もう終わってしまうのか、という淋しい気持ちにもなる。
最近同じ気分を味わっているのが sbユーザ更新リスト経由で偶然見つけた家買っちゃうぞ日記だ。
ついに家が建って引っ越してしまったのだ。
最初に読んだのが、まだ家だか土地を買うと決めたときで、 読んでもらうとわかるんだけども、 奇をてらわないけどもおかしみのある文章で面白く、 更新を楽しみにしていたのだ。工務店の方のコメントがあったりして 可笑しいですよ。
このへんの淋しい感が肥大した極北にきっと ミザリーな世界が待っているのではないかと思った。それは北すぎる。
モデル中心の開発手法が自律型システムの構築を可能にする 〜Dynamic Systems Initiative(DSI)の全容〜
それはともかく一番下の写真が偽造っぽい。足の組み方も不自然だ。 何か事件に巻き込まれているのではないか
日本語化されたgmailでゴミ箱を見たら
ゴミ箱にスレッドはありません。1000 MBもの容量があるのですから、ファイルを破棄する必要はありません。
って、「あるのですから」あたりがやな感じだ。橋本龍太郎を思い出しますね。
「ですからそれは」
なかなかいいな
「ですからそれはすでに申し上げましたとおり〜」
gmailはずいぶん前から招待者上限が50人のままで減りません。 十分出尽くしている感もありますが、 最近日本語対応して使いやすくなったので、希望者いましたらどうぞ。 メイルか コメント欄 でメイルアドレスをひとつ。
「ユリイカ」2005/4月号を買ってしまった。 ってインターネットは流行廃りが早い。 まだ一ヶ月も経っていないのにすごい昔の話みたいだ。 なにをそんなに急いているのだろう。
「ユリイカ」って私の中では恥ずかしい雑誌になるのだが、 2003年10月号「煙草異論」以来だろうか。
臨時増刊は2003年2月号の特集:松尾スズキが良かったです。
特集「煙草異論」の号は、喫煙者アンケート「煙草とエクリチュール」が異様に面白かったのでオススメだ。
Q: 煙草について現在気になること、心がけていらっしゃることがありますか。
A: 喫煙について意識的になるのを避けるために、「気になること」や「心掛けること」は持たないことにしていますが、千代田区で吸ったわけではない吸殻をわざわざ千代田区の歩道に捨てて回るときなど、やはりなにかを「心掛けている」のかもしれません。
という蓮實重彦の回答でコケたよ。すげぇ。
(
suneoHairWax の2003/09/29
に詳しく書かれている)。
話が横滑りしている。
blog特集の方だが、 正規分布の右側の隅の1%の人たちが、右側5%の動向について語ってるという感じで、 分布中央あたりにいる私に見える世界とはまったく違うようでした。登場人物が100人くらいで、それを理解できるのが1000人くらいか。多く見ても1万人だ。ずいぶん世界の隅っこの話で、浜松に5万人いるブラジル人にはかなわない(なにが)。ユリイカっていう雑誌もそういう右側数%の世界だ。
母数が増えてくると右側1%の人たちが、○○は終わったとか言いながら 別の大陸へ挑んでいくんですよ。いいことです。いってらっしゃい、さようなら(あとでいきます)。
突撃実験室の 多事毒論が半年ぶりに復活していて、 うれしい。
「風の噂で聞いてんけど,結婚したって本当?」と,弟から電話。 (中略) まあ,Web の雑記で最初に公表され,その情報を元にあとから家族が知るというのも,いいんじゃないかな。
というのが可笑しかった。なんじゃそりゃー、とか思ったのだが、 その一日後に、私自身、兄が救急車で運ばれたことを兄本人のはてなダイアリで知ることになったのであった。すごいなはてなは。さっきの10万人くらいに訂正。
建設中に気になっていたこの看板。
開店直前になって 修正されていた。少しほっとした。
Googleのストリートビュー機能も、必ずここへ向かうだろう。自動撮影した写真から抽出させたり、メタ情報を入れさせるのはもちろん、少額のギャラを出して、人間に撮影させるところまで行くと思う。
特に日本はみんなケータイを持っていて、そこにカメラがついているから、「Google取材班」を世界一つくりやすい国だろう。
↑は典型なんだが、ストリートビューのいろいろな話から、ゼンリンの話が欠けているように思う。ストリートビューの背景の地図をいったい誰がどうやって作っているか疑問に思わないのかな。特に最近はズームすると、おそらくゼンリンのデータを元にした建物名が出るようになった。すごい。
あれ、ゼンリンはもう50年も前から全部人力で調査している。
我が家は駐車場あとに3年前に建てたのだけど、建物の矩形が描かれたのは1年後だった。 建物と地番が結びついたのが2年後くらい(以前は番地を検索しても登録されていないため、隣家の番地と建物が検索結果として出ていた)。とにかく早かった。
ゼンリン独自の詳細な情報は、足を使った調査が決め手です。
一軒一軒、一戸一戸の建物名称・居住者名や番地を大縮尺の地図上に詳しく表示した住宅地図。全国の約99%がゼンリンブランドで発行されています。
この広いエリアの刻々と変わる街の表情を伝えるためには、地域に密着した調査は欠かせないものです。そこで、年間延べ約28万人の調査員が一軒ずつ足を使って確認しています。
調査用原図をもとに、全国各地で調査を行います。調査には前回出版の地図をベースとして使います。道具は、足とペン。一戸一戸、現地を実際に歩いて回り、表札や看板などを見ながら、居住者名、建物名、番地などを調査します。同時に、バス停、交差点名、一方通行をはじめとした交通規制情報なども詳しく調査します。
(ゼンリンWeb)
電算化もずいぶん古くからやっているらしい。これはZという地図ソフトが出たころインタビューで読んだのかな。15年前、仕事でゼンリンの生データを見たことある。データの文字コードはEBCDIKとKEISも使われていた。そんなコード知ってる人は当時でもごく一部だった。私もきっとEBCDIKの変換コードはもう一生書かないと思う。もちろんもうとっくにいろいろモダンなデータ形式になっていると思うが。
そのとき、いろいろ話を聞いたのだけど差し障りの無い話としては、当時は人力データの蓄積の方が早くてデータに反映する手間の方がかかり、そちらがボトルネックになっていたらしい(今は知りません)。そんな膨大なデータが積まれてあの住宅地図ができているのだ。
そういう文化ですから、東京の都市部で路地を歩きながら10メートルごとに360度周りを見回して歩く、なんていうことをやっていると、確実に30分以内に警察に通報されます。
だからそれはゼンリンが50年前から……。
ここからは推測だが、今回の日本でのGoogleの調査もおそらくゼンリンのノウハウが生かされているんじゃないかと思う。もしかしたらGoogleブランドで調査しているのはゼンリンの出向社員だったりして。なんて思うくらい。まあ、Googleに驚くのもいいけど、身近な日本の企業のすごさも知っていると楽しい。
ところで、内容の話から察するにきっとハマるからと何年も避けていた「水曜どうでしょう」。1年前くらいからいよいよ毎週みるようになっていた。最近はついにDVDを買い始めた。相変わらず周回遅れだ(しかも何周遅れ?)。
だからついこういうところを探してしまった。