2004/11/06: Software > UserInterface -- STARWARS/ミカン/Knuth/Guevara/Left/Right
どことなくスターウォーズ(Episode II)っぽいミカンの木
新しい枕が出てるらしいので、買おうと思ってamazonで
"Knuth"を検索したら
ゲバラ日記のビデオが出てきた。
なんじゃそりゃ。
たまに、右と左がわからないがわからない方がいる。 いやまったくわからないのではなくて、 ワンテンポ遅れるだけなので、苦手といったほうがいいのかもしれない。 頭の中で「箸を持つ方、お椀を持つ方」と確認しているくらいの時間がかかる。 ネジを回す方向が苦手な人も何人かいた。 南北に対して東西な苦手な人もいる。
私の場合はこれらは大丈夫なのだが、苦手なものが2つある。
1つは「仰向け」だ。診察などで「仰向けになってください」と言われたり、 「被害者は仰向けの状態で」などの言葉がすぐにイメージにならない。 ワンテンポ遅れて反応する。「俯せ(うつぶせ)」はわかるのだ。
原因はわかっている。さらにもう一つの「腹這い」という言い方の存在だ。 2ステートなのに、3つの言葉が用いられるから、 悩むのだ。「伏せ」と「腹」という言葉が入っていないものは空を見る、 という思考を毎回繰り返している。
で、もう1つ苦手なのが「向かって右」だ。
どっちだかわかんねぇよ。
これは小学校で習うことの一つだ。
それを私が知っているのは、教科書の内容(先生が児童を前にした教室の絵)を
覚えているのだ。そしてそのページを学習する日に学校を休んだのだ。
病欠明けの授業でその「向かって」のページより先に進んでいて、
読んでみてもよくわからなくて、どうしようと不安になった。
そんな情景を今でも覚えている。
その後も身に付かなかった理由はわかる。 「向かって」いるのが相手なのか自分なのかわからないのだ。 向かい合った先生と児童の互いの右手方向は逆の方向だ。 きっと絵の中の向かう対象が人でなくオブジェクトだったら混乱しなかったと 思う。また「向かって」と対応対立する言葉があったらもっとよかった「並んで右」 とかね。
なんてことを書いたのは、いつもは勉強になる 使いやすさ日記の 「242. メタファ活用の効果〜コンタクトレンズケース」が 納得できなかったからだ。
「右と左がわかりやすい」とのことだが、きっとこの人は左右を間違う人のことがわかっていない。
わかっている人がわかっていない人を想像するのは難しい。
このケースの人形の右眼についているのが右なのか。 人形(ケース)に向かい合って右側に(つまり実際の目の並びからクロスせずにそのまま人形の左目に)置いたのが正しいのか、わからない。
人形じゃなくてメガネ型のケースにすればいいんじゃないだろうか。