Albert-Laszlo Barabasi の「新ネットワーク思考」という本がある。細胞レベルからインターネットまで、複雑なネットワークにある構造と性質について書かれた非常におもしろい本だ。しかし、本棚.orgでも以前コメントしたことがあるが、これは宮下マキ「部屋と下着」だ。
書架にあるものを並べてみたら、帯の色まで一緒だ。しかも「すべてはリンクしている」との惹句がまるでなにかを示唆しているようだ。村上春樹言うところの「ツナガッテイル」のようだ。ユミヨシさん。「部屋と下着」はたいそうふつうで生々しい(生々しいといってもやらしい方面でなくて、リアルという意味)若い女性の部屋の写真集だ。都築響一テイストがあるが、関係あるのかな。
松尾スズキが「SPA!」で連載している「寝言サイズの断末魔」がある。
松尾スズキはなぜ毎日毎日忙しいと言いながら新しいコラムを引き受けるのか謎な人だが、
おもしろいのは内容と忙しさが比例していないときだ。明らかに投げやりなことがあるが、投げやりが面白さに転化していることがありますね。単行本を買って続けて読むと面白い。
ところで、
2冊目の単行本の表紙が
最近、ビジネス系自己啓発本と似ていることに気づいた。
小川浩さんというビジネスから見たWeb系で有名な方がいる。「うかれ2.0」な方なのか、はてなブックマークで皮肉半分なタグがついている。その方向性はよくわからないが、何はともあれ個人名で話題になるだけでも立派な方ではないかと思う。
で、その方のプロフィール写真がかっこいい。
でもこれ、パティ・スミスの「Gone Again」だよね。
Gone Again
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