2004/11/27: Development -- 草野進/風流/出版社の読み方/おきゃんぴー
これがいつも「あき竹城」に見える
玉木正之のお蔵出し、野球批評家・草野進の文庫あとがきの再録、 「草野進のプロ野球批評は何故に「革命的」なのか?」を発見。
とにかく、プロ野球評論家としての草野進さんのデビューは、あらゆる意味でまさに「革命的」といい得るものだった。なにしろフランス帰りの女流華道教授が、和服の裾を夜風にひらめかせながら、旧後楽園球場のジャンボスタンドに座ってパ・リーグのナイトゲームを見る、というだけでも十分「革命的」であるのに、その彼女が、次のような過激にして根源的な、すなわちラジカルな言辞を、しかも黒木香のような山の手言葉で口にしたのである。
はてなで 「風流夢譚」を読む方法はないか、 という質問があった。それに対して、国会図書館で読むか、奥崎謙三の本(絶版)の引用で読めるので古書店を探したら、という回答で終了してしまっていた。
うーん、これ鹿砦社の「スキャンダル大戦争(2)」[amazon]というムック(?)で最近 読んだ( 調べたら2年前、2002/10(BFR)だった)
amazonでは現在でも「通常2日間以内に発送」。 どういう経緯なのか(何しろ鹿砦社だ)、大江健三郎の「政治少年死す」も載っていて998円。 ワンクリックで手に入る。
鹿砦社の漢字がわからなくて、ひらがなでgoogleしたら、 出版社名読み方辞典がヒット。面白い。
音訳の部屋には、 音訳のための読み方情報が多くて勉強になったのでブックマークに入れた。 静岡県の方のようだ。
国立国会図書館データベース・ナビゲーション・サージスもついでに入れた。
7月ころだったと思うが、たまたまTVをつけたらギターをかかえた人が芸をやっていた。 私はテレビをほとんど見ないのでそれが大スターなのか新人なのかもよくわからない。 しかし、数分のその芸を見て、そのあまりのつまらなさに 私は腹を立てた。傍らのパコダテ人に「いつからTVはあんなのを許すようになったのか、日本のTVの芸能の世界はもっと厳しかったはずじゃないのか、どうなっているのか」というようなことを言いながら憤った覚えがある。
しかしあれが流行っているらしい(最近よくWebでも見かける言い回しもそうらしい) その言い回しのどこが面白いのか、全然わからないのだ。 ついにそういう時がきたかー、と思っている。
ふと思い出したのがおきゃんぴーだ。 20年くらい前だと思う。彼女らの漫才を見て父が、 少々憤然としながら「まったくわからん」と言っていた。 こっちは大爆笑していたんだけども。
おきゃんぴーの写真があった。 Googleのイメージ検索で見つけたのだが、 元大川興業のガラス職人、山内まも留氏のページだった。
「元大川興業のガラス職人」
すげぇかっくいい肩書きだ。
うらやましい。
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