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Book Guide for Rusties 2006/07

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A: 殿堂入り 5: 読め, 4: まあ面白い, 3: お好きに, 2: つまらん, 1: 金の無駄

7月

小畑健、大場つぐみ「デスノート(2)-(5)」集英社
これは面白い。が、難しかった。
滝沢聖峰「碧いの狐狼」世界文化社
コックピットというか戦空の魂というかそういうの。 いまいち。
松本ぷりっつ「うちの3姉妹」主婦の友社
どこが面白いのかわからなかった。
樋口節夫「ITコーチング入門」技術評論社
樋口研究室の本。 わかるの段階の話が腑に落ちて面白かった。 その他はなぜかわかりにくい説明が多かった。
内澤旬子「センセイの書斎」幻戯書房
面白い人物、面白い本棚をいろいろ訪問しているのに、 著者が絶望的に取材力というか筆力がないため、 豪華な素材からは想像できないほどつまらない本になっている。
[これはひどい]
挿画もなんの魅力もなければ迫力もなく、 これだったら写真で良いのではないか。
インターネットには筆力のある書き手が山ほどいるのに、 どうしてこういう才能の無い人間にこんな面白そうな取材をさせるのか。 この著者はナニモノだ。 グラビアアイドルかなにかかな、 と思ったら はてな日記があった。 キーワード化までされている。 イラストルポライターだそうです。
これで本業ですか。
本当にありがとうございました。
安部司「食品の裏側 みんな大好きな食品添加物」東洋経済新報社
著者に問題がありすぎるが、書かれていることは面白い。 コンビニ弁当と、材料と調味料をいくらか駆使した手作りの食事が 添加物的にはあまり変わらないという比較が面白かった。
と学会「と学会年鑑GREEN」楽工社
やはりソエジーが突出して面白いですね。
前田栄作「虚飾の愛知万博」光文社
なんだかずいぶん旬を外してしまったよモリゾー。
吾妻ひでお「うつうつひでお日記」角川書店
ホームレス生活から自宅に戻って「失踪日記」を出版するまでの一年の絵日記。 失踪日記出版直前1年の日記。イーストプレスが2万部増刷で興奮しているところ 可笑しい。20年前の「バラエティ」の連載を当時高校生の私は愛読していたのだが、 相変わらずの画風で、感情表現は淡々としていているのにたまに毒があって、 ギャグは可笑しくて、しかもポップだ。すばらしい。アル中から生還した人間が クスリに行くのが、中島らも、小田嶋隆と同じパターン。
5:小畑健、大場つぐみ「デスノート(1)」集英社
お、面白い
(おそい)
岩波文庫編集部編「世界名言集」岩波書店
岩波文庫から選んだ名言集。昔100周年のときに出ていたものを まとめたもの。トイレ用に買ったのだが全部読んでしまった。
名言って、 長くたくさんn聞いてると飽きてきたり、 どうでもいいのが面白く感じられたり、 ギャグ合戦みたいな感じだ。
たまに斬新なギャグがあったりはしたが、 所詮ダイジェストなので心には残るようなことはなくて一安心であった。
3:鶴田謙二他「日本ふるさと沈没」徳間書店
鶴田謙二の表紙で買ってしまった。しかしまああれでした。
水木しげる著大泉実成編「本日の水木サン」草思社
水木しげるではなくて大泉実成のファンなので買った。 トイレで一日ずつ読むつもりが、つい読み終わってしまいましたよ。 面白かった。 コロコロ話が変わるところがいいですね。
堀公俊「問題解決ファシリテーター」東洋経済新報社
ファシリテーションに関して一通り解説した本で、具体例もあって 面白い。これを読めば有能なファシリテータとして機能できるとは 思えないが、ファリシテートっていったいなんだろうということは 知ることはできた。
苅谷剛彦「知的複眼思考法」講談社
以前読んだのだが、最近どこかのブックリストで話題になっていたので再読。 文庫本が出ているらしいですよ。 思考が凡庸な人などにオススメしたいよい本だと思うが、 そういう人がこういう本を読んでもはたして役に立つのかはわからない。
佐々木俊尚「グーグル Google 既存のビジネスを破壊する」文春新書
空港周辺駐車場屋さんと、メッキ屋さんのロングテールの話、 グーグル暗黒面の話、などモチヲの副読本として読むと面白いと思う。 当たり前だが、すべてのメッキ屋さんがロングテールをつかめるわけでは ないので、ちょっとしたビジネスチャンスの先端に上手く関われただけの 話ではないかと思う。新しい構造が発見されて、現在はそういう先っぽが いくつか落ちているかもしれないが、だからといってメッキ屋さんすべての 構造が変わるってことではない。

No.
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